1955 東京ベイの「2nd Room」がグッドデザイン賞を受賞!
2025年10月15日、星野リゾートが運営する「1955 東京ベイ」のパブリックスペース「2nd Room」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2025年度グッドデザイン賞」を受賞しました。この受賞は、公共スペースの新しい形を示すものであり、ただの休息の場ではなく、レジャーとしての役割を果たすことを目指しています。
「グッドデザイン賞」とは?
グッドデザイン賞は、デザインを通じて人々の生活をより良くすることを目的とした活動で、1957年から続いています。多様な製品、建築、サービスを対象に、人々の目的を達成するためにデザインされたものを評価します。最近の社会では複雑化が進む中、デザインが課題解決や新しい価値の創造に重要視されています。グッドデザイン賞は、デザインの質や可能性を広げ、私たち全員が豊かでクリエイティブな暮らしをできるようにすることを目指しています。
「1955 東京ベイ by 星野リゾート」とは?
「1955 東京ベイ」は、「OLDIES GOODIES」をコンセプトにしたホテルで、2024年6月20日に千葉県浦安市にオープンしました。このホテルは、世界初のディズニーランドが誕生した1955年頃のアメリカをテーマにしたデザインが施されています。食事や利便性、リラックス空間を融合させたサービスを提供しており、テーマパークへ出かけるお客様にとって便利で快適な宿泊体験を追求しています。
パブリックスペース「2nd Room」の特徴
「2nd Room」は宿泊者が自由に過ごせるスペースです。1955年のミッドセンチュリー・デザインの家具が並ぶエリアや、靴を脱いでリラックスできるスペースがあり、利用者はその時の気分に合わせた過ごし方ができます。2025年には新しい「キッズスペース」が追加され、お子様連れのファミリーにも嬉しい設計となっています。このスペースは、友人や家族と共に過ごすための柔軟な設定が用意されており、利用者は自分のスタイルに合わせて時間を楽しめるようになっています。
受賞の背景と評価
グッドデザイン賞の審査委員は、「2nd Room」のデザインについて、公共スペースとして従来の枠組みを超えた大胆なアプローチを評価しました。オープンスペースとプライベート空間を組み合わせ、24時間利用できるこの新たな空間は、ゲストがリラックスし、交流を楽しむ場を提供します。また、1955年のアメリカ文化を感じさせる暖かさと多様性も評価され、遊び心を感じられる空間としてのデザインが高く評価されました。
デザインに込めた思い
デザインを担当した乃村工藝社の岡田愛裕美氏は、「24時間利用できる共用スペースを作ることがゲストの満足度を上げるために非常に重要だ」と考え、このプロジェクトに臨みました。彼女は、家族やグループでの宿泊を意識し、各人のニーズに応じた利用法を提案しています。その結果、単なる広いラウンジではなく、数つのゾーンを持ち、さまざまな過ごし方が選べる環境が整っています。
公式ウェブサイトでは、ホテルの詳細や最新情報を確認できます。
1955 東京ベイ by 星野リゾートをぜひチェックしてください。