HAROiDのIoTプロジェクト
2016-06-14 14:02:51
HAROiD、総務省のIoTサービス支援事業に採択される注目プロジェクト
HAROiDが推進するテレビのIoT化と地域活性化
東京港区に本社を置く株式会社HAROiDが、総務省の「IoTサービス創出支援事業」において、委託先候補として決定されました。この事業では、「テレビのIoT化とオーディエンスデータ連携による地域経済活性化実証プロジェクト」というタイトルで、6社と共同提案を行いました。
テレビのIoT化の意義
日本国内では、テレビが約1億台普及し、現在でも最大の接触媒体となっています。ここで重要なのは、このテレビがインターネットに接続されることにより、100%の家庭においてIoT機器として利用可能となる点です。現在、テレビのネット接続率は20%を超えており、これにより蓄積されるビッグデータは膨大で、活用できる範囲は広がっています。
地域経済活性化の実証実験
HAROiDの提案は、テレビに関連する多様なデータを分析し、我が国で初めて地域経済活性化を目指す実証実験を行うことです。具体的には、テレビの番組やCMの視聴データを分析し、ユーザーごとに最適なサービスを提供するためのリファレンスモデルを構築することを狙いとしています。特にローカル局との連携により、地域のニーズに合った新たなサービスの創出を目指します。実証フィールドとして静岡県が選ばれたことも特筆すべき点です。
HAROiDのビジョン
HAROiDは、国民に最も接触するメディアであるテレビをインターネットに接続することで、これをパーソナライズ可能なマスメディアに進化させ、新たなビジネスやサービスの創出を目指しています。この取り組みにより、地域経済の振興と新たなマーケティング手法の確立が期待されています。
IoTの重要性
IoT(Internet of Things)とは、物理的なモノがインターネットに接続されることを指し、これにより私たちの生活やビジネスが根本から変わる可能性があります。HAROiDのプロジェクトは、こうしたIoTの意義や可能性を証明する試みといえるでしょう。
IoTサービス創出支援事業について
総務省の「IoTサービス創出支援事業」は、情報通信審議会における提言を基に、日常生活に密着したIoTサービスの普及を目指す事業です。今年の春に行われた公募には73件の提案があった中で、HAROiDのプロジェクトを含む8件が委託先候補として選ばれました。
このプロジェクトは、地域活性化を具体的な目標とし、HAROiDとその他の企業が力を合わせて実施することで、地域密着型の新たなサービスの誕生を促進します。今後の展開にも注目が集まっています。
会社情報
- 会社名
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株式会社LivePark
- 住所
- 東京都渋谷区南平台町16−28
- 電話番号
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