第一電機設備工業がグループ子会社化、エンベデッド・ファイナンス事業を拡大へ

第一電機設備工業の新たな展開

株式会社NEXYZ.Groupは、和歌山県和歌山市に本社を置く第一電機設備工業株式会社の全株式を取得し、本日付で子会社化したことを発表しました。この決定により、NEXYZ.Groupは、信頼性の高いエンベデッド・ファイナンス事業「ネクシーズZERO」において、より専門的な案件への対応力を向上させることができます。第一電機設備工業は1972年の創業以来、50年以上にわたり公共工事を含む電気設備関連の工事を手がけ、地域密着型のサービスを展開してきました。

50年の実績とともに築かれた技術力

第一電機設備工業は、電気設備工事のほか、空調や給排水、駐車場機器の設計・施工・保守を行い、多岐にわたる設備工事を提供しています。充実した資格を持つスタッフが在籍し、その技術力は多くの評価を得ています。

経営方針は公共工事から個人顧客まで幅広く、ニーズに合わせた施工を行うことを重視しています。そのため、同社のノウハウは操作性や効率性だけではなく、美観や衛生面にも配慮されており、信頼性の高さが際立っています。スローガン「できそうでできないことはだいいちでんきまで」は、挑戦と創意工夫を大切にする同社の姿勢を物語っています。

ネクシーズZEROの強化と地域連携

NEXYZ.Groupは、初期投資ゼロでの設備導入支援サービス「ネクシーズZERO」を展開しており、LED照明や街灯、高圧変電設備などの設置・取替を行っています。このサービスは、地域企業の設備導入をより効率的にサポートすることが目的であり、金融機関との業務提携によって、その機会は増加しています。NEXYZ.Groupと提携する金融機関は135社にのぼり、地元の工事業者との連携を強化し、地域経済の循環を促進しています。

また、自治体を対象にした街路灯のLED化は300件を超え、公共施設へのアプローチも広がっています。このような地域連携は、経済と環境の好循環を生み出し、持続可能な未来作りに貢献することが期待されています。

今後の展望

第一電機設備工業は、今後も和歌山本社での経営を続け、技術力を活かした地域密着型のサービスを提供していく方針です。また、NEXYZ.Groupとの連携を深めることで、地域の課題解決や持続可能な社会の実現に向けて、新たなステージへと進化していくことでしょう。地域経済における重要な役割を果たすこの会社の今後に期待が寄せられています。