新測定基準プロジェクト
2024-11-26 11:43:43

テレビ広告の未来を担う新たな測定基準確立プロジェクト始動

REVISIO株式会社(以下、REVISIO)は、東京都千代田区に本社を置く企業で、人体認識技術を活用した視聴分析サービスを提供しています。これまでにテレビ視聴の習慣は大きく変化しており、特にコネクテッドTV(CTV)の台頭によって、視聴時間の24%がCTVでの視聴となっています。このような状況において、広告業界はCTVに注目しているものの、正確な測定基準が欠けているのが現実です。

そこで、REVISIOは他の大手広告主と連携し「テレビスクリーン測定ワーキンググループ(以下、ワーキンググループ)」を発足することを発表しました。この取り組みは、次世代のテレビスクリーンにおける測定スタンダードを確立し、業界全体の発展に寄与することを目指しています。

背景と目的


現代のテレビ視聴環境は、様々なデバイスやストリーミングサービスの進化により目まぐるしく変動しています。REVISIOの2024年3月に発表されるコネクテッドTV白書からも、テレビ視聴時間に対するCTVの影響が明確に示されています。このため、正確な視聴データの取得と分析が求められるようになりました。これに応える形でワーキンググループが設立され、今後の議論や研究が行われる予定です。

ワーキンググループの活動


ワーキンググループでは、2024年12月から2025年1月にかけて、参加企業とのワークショップを開催し、実際の視聴データを基に測定基準についての議論を深めていきます。これにより、従来のテレビ広告の評価手法を見直し、より具体的で有用な指標を導き出すことが期待されています。これらの研究成果は、2025年3月に発表される予定です。

さらに、業界団体との連携も視野に入れており、広告主の課題解決だけでなく、日本全体のテレビ広告市場の活性化も図る意向です。このような取り組みは、今後円滑な広告戦略の実現に向けて重要なステップとなるでしょう。

代表取締役社長のコメント


REVISIOの社長である郡谷康士氏は、マーケターとの共同研究の場を持てることに喜びを表し、デジタルと伝統的なテレビの境界が曖昧になっている現状を踏まえた新たな測定基準の設立の重要性を強調しています。視聴者・メディア・広告主など、関連するすべてのステークホルダーが恩恵を受ける新たなサービスの提供が期待されています。

まとめ


テレビへの注視データを的確に取得するためのワーキンググループの発足は、今後の広告戦略にとって画期的な出来事となるでしょう。REVISIOは、コネクテッドTV時代における新しいスタンダードを確立し、業界全体の成長へ繋がることを目指しています。このプロジェクトによって、日本におけるテレビ広告の未来が大きく変わりそうです。


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会社情報

会社名
REVISIO株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル6階670区
電話番号
03-6268-8056

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