新たな子育て支援！茨城県守谷市で母子手帳アプリ『母子モ』が導入開始

茨城県守谷市、母子手帳アプリ「母子モ」を導入

守谷市では、この度新しい母子手帳アプリ『母子モ』の導入を決定し、7月1日から運用を開始しました。このアプリは、デジタル化された母子健康手帳の情報を提供し、子育て中の親たちの生活をより便利に、安心して送るためのサポートを行います。

地域に密着した子育て支援

守谷市は「子どもが心豊かにのびのび育ち、親が安心して育てられるまち」という理念のもと、様々な子育て支援策を展開しています。具体的には、妊婦向けの「プレママクラス」や「パパママクラス」を通じ、妊娠中の健康管理や育児に関する知識を提供し、さらには「多胎妊産婦等サポート事業」を設け、特に多胎児を持つ家庭への支援を行っています。

このような地域密着型の取り組みの一環として、『母子モ』が導入され、多様な子育て家庭がテクノロジーを利用して、手続きや情報収集をよりスムーズに行えるようになります。

アプリの便利な機能

『MORIYA電子母子手帳アプリ』は、スマートフォンやタブレット、PCで利用でき、妊娠や子育てに関連する多くの機能を搭載しています。例えば、妊婦や子どもの健康データを記録し、予防接種のスケジュールを管理することができるほか、育児に関するアドバイスや地域のサービス情報を提供します。また、保護者と親族間のデータ共有が簡単にできるため、遠くに住む祖父母とも子育ての情報を共有できます。

このアプリの導入により、保護者は母子手帳の交付予約や妊娠届の提出、さらには妊娠8カ月時のアンケート提出などがアプリを通じて24時間行えるようになります。これにより、役所での待ち時間を軽減し、訪問時の混雑を避けられるため、多忙な育児中の親にとって大きな利点となります。

地域への期待と市長のメッセージ

守谷市長の松丸修久氏は、「わくわく子育て王国もりや」の実現に向けて、妊娠期から育児期にわたる切れ目ない支援を強調しています。また、このアプリを通して情報や必要な支援へのアクセスが容易になり、より安心して子育てを行える環境づくりが進むことを願っています。

未来の子育て支援へ向けたビジョン

母子モ株式会社は2030年までに、妊娠から育児にかかる手続きをデジタル化し、利用者が必要な情報に即アクセスできる環境を整えることを目指しています。特に、子育てに関する不安を軽減し、親子が安心して生活できるよう様々な取り組みを推進しています。

『母子モ』の導入は、守谷市の地域活性化にも貢献し、今後の子育て環境をより良いものにしていくことでしょう。自身や周りの家族、友人にもアプリの利用を勧め、地域全体で子育てをサポートしていくことが求められています。また、アプリの継続的な利用が地域の子育て支援を一層進化させることに期待が寄せられています。