核燃料サイクルシンポ
2025-03-28 17:47:16

脱原発の新たな潮流が生まれる!核燃料サイクルを考えるシンポジウム開催

2025年4月12日、東京都の日本教育会館で「核燃料サイクルを考えるシンポジウム」が開催されます。このイベントは、原子力に対する多角的な議論を促進し、持続可能なエネルギーへの道を模索するための重要な機会です。シンポジウムは、生活クラブ事業連合生活協同組合連会が実行委員として参加し、幅広い専門家や市民が一堂に会する場として位置づけられています。

このシンポジウムは、1985年に青森県議会が核燃料サイクル施設の受け入れを決定してから40周年の年に行われます。この間、原子力発電に関する状況は大きく変わり、東京電力福島第一原発の事故、高速増殖炉もんじゅの廃炉など、多くの問題が明らかになりました。また、六ヶ所再処理工場の建設は1993年に始まってから30年以上が経過し、未だに竣工には至っていないという現状にも焦点が当てられます。これにより、日本国内での核燃料サイクルの制度が抱える経済的及び技術的な問題が浮き彫りになりつつあります。政府が核燃料サイクルを推進してきた理由、すなわち原発の使用済み核燃料を再処理してエネルギー資源を回収するという政策は、今やその合理性や経済性が問われています。

最近、政府は「第7次エネルギー基本計画」を決定し、原発の再稼働を進める方針を示していますが、これに対する反発も強まっています。このシンポジウムは、核燃料サイクルの本質を再考し、現在のエネルギー政策の問題点を確認する上で重要な意義を持ちます。

シンポジウムのプログラムには、専門家による問題提起やパネルディスカッションが含まれています。特に、鈴木達治郎さんと澤井正子さんが行う問題提起は、今後の日本のエネルギー政策にどのような影響を与えるのか、関心を集めています。また、パネルディスカッションでは、各専門家がそれぞれの視点から核燃料サイクル政策を多面的に考察します。

会場となる日本教育会館は交通の便が良く、来場者は公共交通機関を利用することが推奨されています。シンポジウムの参加申し込みはオンラインで受け付けており、多くの方に来場を呼びかけています。

生活クラブは安全で持続可能な生活スタイルの実現を目指し、地域生協を通じて共同購入活動などを推進しています。その活動は、福祉や地域社会の支援にもつながっており、今回のシンポジウムの開催もその一環として位置づけられています。

このシンポジウムを通じて、原発政策についての意識を高め、より安全なエネルギー政策への転換を考えるきっかけを作りましょう。


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会社情報

会社名
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区新宿6-24-20KDX新宿6丁目ビル 5階(代表・総務部)
電話番号
03-5285-1771

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