企業の経理業務を効率化するKEEPER ClubとScanSnap Cloudの連携
近年、企業の経理業務はデジタル化が進んでいますが、今度はさらにその一歩を踏み出す新機能が登場しました。株式会社シスプラが提供する統合型クラウド財務管理システム「KEEPER Club」が、株式会社PFUのイメージスキャナー「ScanSnap Cloud」との連携機能を2025年10月2日から提供を開始します。この連携により、企業の財務報告や会計処理がどのように変わるのか、詳しく見ていきましょう。
ScanSnap Cloudとのシームレスな連携
この新機能の最大の魅力は、ScanSnapでスキャンした証憑(レシートや領収書など)のデータを直接「KEEPER Club」のクラウドサービスに転送し、自動的に仕訳を作成できることです。例えば、スキャナーで直接スキャンした各種証憑の画像データはインターネットを介してKEEPER Clubに保存され、AI-OCR技術を利用して自動で仕訳が行われます。
それにより、ペーパーレス化が進むだけでなく、経理業務全体の効率が大幅に向上します。これまで証憑の管理に費やしていた時間や労力が軽減され、企業はより本業に集中できる環境が整います。
企業と会計事務所間の業務がスムーズに
また、この連携機能は、企業と会計事務所間の記帳業務を格段にスムーズにします。従来、証憑の郵送や回収には多大なコストと労力が必要でしたが、ScanSnapを使えば、その場でスキャンした証憑をインターネット経由で直接会計事務所や本部に保存できます。これにより、コストがゼロになるだけでなく、記帳業務の効率化が実現します。
企業側はただスキャンするだけ、そして会計事務所側はそのデータを基に効率的に仕訳を行い、チェック業務に注力することが可能になります。
フレキシブルな料金体系と30日間の無料体験
「KEEPER Club」は基本料金とデータオプションを用意しており、企業ごとに最適なプランを選択可能です。さらに、公式サイトから登録を行えば、30日間の無料体験を実施中です。この期間中にフル機能を試せるため、利用の際の不安を軽減し、安心して導入の検討ができます。
統合型クラウド財務管理システム「KEEPER Club」の魅力
KEEPER Clubは、電子帳簿保存法に対応した証憑保管ツール「DeNCHO」や、仕訳自動作成ツール「KiCHO」、財務分析ツール「CHOBO」、予実管理ツール「YOJiTSU」で構成されており、経理業務の効率化から経営分析までを一貫して支援します。各コンテンツは市販の会計ソフトとの連携も可能です。
ScanSnap Cloudとは
ScanSnap Cloudは、PCやスマートデバイスを起動せずにScanSnapでスキャンしたデータを直接様々なクラウドサービスに保存するサービスです。こうした機能が組み合わさることで、非常に便利で効率的な経理環境の構築が可能になります。
まとめ
今回は、KEEPER ClubとScanSnap Cloudの連携による企業の経理業務効率化についてご紹介しました。この新機能は、企業にとって記帳業務を簡素化し、コスト削減を実現する大きなステップとなるでしょう。ぜひこの機会に、KEEPER Clubを試してみてはいかがでしょうか。
詳細については、
KEEPER Club公式サイトをご覧ください。