NECモバイルPOSが新たなバージョンを発表
NECは、飲食店向けのモバイルPOSシステム「NECモバイルPOS」の最新バージョンVer2.57.0をリリースしました。この新バージョンは、飲食業界のニーズに応えるため、多数の新機能を追加し、業務の円滑な運営を支援します。
注文済商品伝票検索機能
新たに導入された機能の一つは、「注文済商品伝票検索機能」です。この機能により、指定した商品を含む注文情報を簡単に見つけ出すことができます。ただし、会計済の伝票は検索結果に表示されないため、注意が必要です。
会計伝票印字機能の強化
次に、会計伝票印字機能が強化されました。特に、支払明細を仮登録し、その印字が可能になりました。これにより、各種支払い方法を考慮した印字が可能となりますが、仮登録された情報は伝票には反映されず、会計時に改めて登録する必要があります。
セルフ会計機能の向上
セルフ会計の機能も強化され、個別会計ができるようになりました。これにより、顧客が自分の注文に対して効率的に会計を行うことが可能となります。
元取引指定返品機能の改善
電子マネーやバーコード決済において、元の決済種別で返品を行える「元取引指定返品機能」が強化されました。これにより、今まで以上にきめ細かい決済の管理が可能になります。
多店舗分析機能の充実
さらに、多店舗分析機能が大幅に強化され、商品別の売上分析が充実しました。これにより、店舗ごとの売れ筋商品や、時間帯別の売上状況が把握しやすくなり、経営戦略の立案に役立ちます。但し、データの表示には数秒から数十秒かかる場合がありますので、余裕を持った利用が求められます。
テーブル伝票状況一覧機能
指定した店舗のテーブル注文状況が容易に確認できる「テーブル伝票状況一覧機能」も新たに追加されました。この機能を使うことで、リアルタイムでの注文管理が可能となります。なお使用には「外部注文連携」オプションの契約が必要です。
予約台帳連携の導入
一休社が提供する「RESZAIKO予約台帳」との連携も実現しました。これにより、予約管理を一層スムーズに行えるようになります。
サブスクリプション型POSで心配無用
NECモバイルPOSの魅力は、これらの機能追加がすべてサブスクリプション型で提供される点です。従来のPOSシステムでは、税制変更や新たなサービス対応に際して高額なコストがかかることが一般的であった中、サブスクリプション型ではアップデートがサービス提供者の責任として行われるため、利用者は頭を悩ませる必要がありません。さらに、多くの利用者の声を即時に反映し、日々進化を続けます。
環境に適応した新しい飲食業の形
飲食業は変化に敏感であり、NECはその対応力を高めるためにサブスクリプション型を選択しました。これによって、経営者は複雑なカスタマイズ不要で、外部環境の変化に迅速に対応できるようになります。安価で迅速、かつ軽快なサービスを持続するための新しいビジネスモデルの形成が進んでいます。
さらなる情報は特設サイトをチェック
NECモバイルPOSが提供する新機能の詳細については、
こちらの特設サイトをご覧ください。業務の効率化や改善に是非役立ててください。