大元宗忠神社の決済改革
2025-11-17 09:35:01

岡山県の大元宗忠神社がキャッシュレス決済を導入!

岡山県初のキャッシュレス決済導入



岡山県内にある大元宗忠神社が、インターネットおよび対面でのキャッシュレス決済を正式に導入しました。この取り組みは、キャッシュレス社会の進展に伴い、多様化する参拝者のニーズに応えるためのものです。

この神社は、神道黒住教の教祖、黒住宗忠公の誕生地に位置し、140年以上もの間、地域の信仰の中心としての役割を果たしてきました。近年では、ご参拝者の価値観が多様化し、インバウンドを含む国内外の旅行者が増加する中で、特に若年層の間でキャッシュレス決済の傾向が顕著に見られています。また、コロナ禍の影響により、参拝方法にも変化が生じ、多くの方々が非接触で安心して参拝できる方法を求めるようになりました。

そのような時代背景を考慮し、大元宗忠神社は「誰もが安心して心を寄せられる神社」を目指し、積極的にキャッシュレス決済の導入に踏み切ったのです。これは岡山県の神社として初めての試みであり、地域に新しい風を吹き込むことでしょう。

新しいサービスに求められる利便性



このキャッシュレス決済の導入により、参拝者にとって多くの利便性が提供されることが期待されています。具体的には、御祈念料や御守りなどの初穂料がクレジットカードで決済できるようになり、これまでよりも支払いがスムーズになります。
さらに、Webからの参拝予約も可能となり、事前に決済を行うことで、計画的な参拝を実現し、待ち時間の短縮と運営の効率化を図ることができます。また、御祈念受付から台帳管理、帳票作成までを一元管理することで、手書き作業を削減し、処理の自動化も実現されます。

古き良き伝統を守りながら



大元宗忠神社は、古来からの祭祀の厳粛さを保ちながら、現代のニーズに応える形で「新しい神社像」を模索しています。キャッシュレス化を機に、地域や社会に対して「開かれた神社」としての役割を果たし、神社界におけるリーダーシップを発揮することが目指されています。特に、宮司の黒住忠親氏は「時代が変わっても、祈りの本質は変わりません。テクノロジーの導入は、心を届けるための手段であり、地域の神社の新しい姿を発信していきたい」と述べており、地域とのつながりを重視する姿勢が表れています。

導入システム「TS アシスト」



今回のキャッシュレス決済導入にあたり、本神社は神社専用の統合管理システム「TS アシスト」を採用しました。このシステムは、御祈念受付や帳票作成、会計、在庫管理などを一元化し、社務の正確性と効率化を実現するものです。このように、テクノロジーの導入によって、神社の運営が一層スムーズに進むことが期待されています。

大元宗忠神社は、これからも地域の信仰の中心として、さらに多くの方々に寄り添い、心を通わせられる場所であり続けることでしょう。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
大元 宗忠神社
住所
岡山県岡山市北区上中野1丁目3-10
電話番号
086-241-0148

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