唐揚げ唐王が2年連続最高金賞の理由
イオンリテールの看板商品である「唐揚げ唐王」が、一般社団法人日本唐揚協会主催の「第16回からあげグランプリ」東日本スーパー総菜部門において、2年連続で最高金賞を受賞しました。この受賞は、唐揚げ唐王が今までの数々の受賞歴をもつ中で、特に目立った成果として讃えられています。
唐揚げ唐王の誕生と進化
「唐揚げ唐王」は2019年に「誰からも愛される唐揚げの王道」として誕生しました。肉感が溢れる薄衣と、ジュワっとジューシーな大粒サイズを実現することをコンセプトにしています。
イオンリテールでは、高品質を維持するために独自のモニタリング結果を基に毎年改善を行い、進化を続けています。この努力の結果として、2023年度には食品部門での単品売上No.1という輝かしい成果を収めました。
今年のリニューアルについて
2023年の4月には、王道の醤油唐揚げを目指してリニューアルが行われました。醤油の旨味とコク、さらにはサクサクした薄衣の食感にこだわり、改良を実施しました。具体的には、従来使われていた3種類の醤油のうち1つを「超特選濃厚こいくち醤油」に変更し、さらには「醤油糀」と「専用オリジナル調味油」を追加することで、鶏肉本来の美味しさを引き立てる味わいを実現しています。
特に「超特選濃厚こいくち醤油」は、その濃厚な香りと旨味が特に好評で、鶏肉に深い味わいをもたらします。また、醤油糀は非加熱で、酵素が生きた状態で鶏肉のタンパク質を分解し、自然な旨味を引き出します。
さらに調味油にアラキドン酸と香味野菜の成分を加えることで、唐揚げに風味とコクを与えています。
香ばしさを追求
唐揚げ唐王の進化は旨味だけでなく、香ばしさにも及びます。バッターを「油脂加工でんぷん」に変更し、保水・保油効果を高めることで薄衣の実現を目指しました。
また、「唐揚げ唐王専用ブレッダー粉」は、より食感に特化した粉に改良され、これにより歯切れの良いサクサクとした食感が楽しめるようになっています。
販売概要
これらの進化を経て、「唐揚げ唐王」は現在、イオンやイオンスタイルなど約360店舗で展開されています。価格は100g当たり218円(税込235.44円)で、一粒のサイズは約30~40gとなっています。
オリジナルブイヨンとタブリング
また、唐揚げ唐王にはオリジナルブイヨンが使用されており、鶏のガラや手羽先に玉ネギや人参、セロリなどを加えて5時間かけてスープを抽出。その結果、自然な旨味を備えた飽きのこない味わいが実現できています。さらに、独自のタンブリング法により、鶏肉の歯切れのよさも追求され、食べるたびにその魅力を感じることができます。
まとめ
唐揚げ唐王は、その進化の過程で受賞歴を重ねてきた商品の一つであり、誰からも愛される唐揚げの王道を追求し続けています。今回の最高金賞受賞は、その努力の賜物であり、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。