炭酸デザイン室の10周年を祝う特別展とアトリエショップの新たな幕開け
色彩と植物のエネルギーが融合した独自のデザインで知られる「炭酸デザイン室」が、2024年に設立10周年を迎えます。この記念すべき年に、東京・青山のEntrance(Spiral 1F)にて特別展が開催されることが発表されました。展覧会は8月16日から25日までの期間限定で、立ち寄る価値大のイベントと言えるでしょう。
TANSAN TEXTILEとは
「炭酸デザイン室」とは、滋賀県大津市に拠点を置くデザインスタジオであり、特に自社のテキスタイルブランド「TANSAN TEXTILE」で知られています。代表の水野智章さんと若菜さんは東京造形大学の卒業生で、以来様々な企業とのコラボレーションを通じて、感性豊かでユニークなプロダクトを創出しています。これまでに、LUSHやISSEY MIYAKEなどの企業とも関わり、国内外で多くの作品を発表してきました。
展覧会の見どころ
今回の展覧会では、TANSAN TEXTILEの独自のプリントファブリックをはじめ、WhOとのコラボレーションによる壁紙「南の植物」や、フジエテキスタイルとのカーテン「ナティフ」など、魅力的な展示が予定されています。特に「南の植物」は、南国の植物を大きく描いた壁紙で、その迫力あるデザインは、展示会場全体を包む素晴らしい空間を作ります。また、展示会場では、オトニシズムによる空間音楽が流れ、訪れる人々をまるで炭酸の中にいるかのような体験に引き込む仕掛けも用意されています。
コラボレーション概要
1.
南の植物(WhOとのコラボ壁紙)
肉厚で大きな葉を持つ南の植物をモチーフにし、その生命力を室内でも感じられるよう設計されたデザイン。
2.
ナティフ(フジエテキスタイルとのコラボカーテン)
様々な植物を描いた透け感のあるカーテンで、自然の豊かさを感じることができます。光の当たり方によって影絵のように壁や床に映る様子も楽しめます。
アトリエショップ「TANSAN Lab.」の新オープン
更に注目は、滋賀県にある「炭酸デザイン室」のアトリエショップ「TANSAN Lab.」のオープンです。2023年秋に開店予定で、TANSAN TEXTILEのファブリックやバッグ、ポーチなどの購入が可能になります。また、過去のアートワークのアーカイブやテキスタイルにまつわるストーリーなどを体感できるスペースも設けられています。
アトリエショップは完全予約制で、ウェブサイトやSNSを通じて予約が可能です。身近にある自然の美しさを体験できる場として、特にフィネスなデザインのファンにはたまらないスポットとなるでしょう。
最後に
炭酸デザイン室の10周年展は、単なる展示を超えた、美しい色彩と植物のエネルギーを体感できる絶好の機会です。ぜひ、この特別な体験をお見逃しなくお楽しみください。両イベントの詳細については公式ウェブサイトやSNSをチェックしてみてください。