東日本大震災の記憶を世界に伝えるプロジェクト「#311fromjapan」始動

東日本大震災の記憶を世界へ、「#311fromjapan」プロジェクト



一般社団法人助けあいジャパンが、東日本大震災の発生から1年を迎えるにあたり、震災に関する情報を英語で発信する新たなプロジェクト「#311fromjapan」を発表しました。このプロジェクトは、相互添削型SNS「Lang-8」とオンライン英会話スクール「ラングリッチ」との協力を通じて、国内外の人々に震災に対する関心を再喚起することを目的としています。

プロジェクトの背景



2012年3月11日で11年前の東日本大震災から丸1年が経過しますが、国内外の関心が薄れている現状があります。「#311fromjapan」は、震災情報を英語で発信することで、再度関心を呼び起こし、風化を防ぐ試みです。日本から世界に向けて発信することによって、震災の記憶を今後も留めることが狙いです。

プロジェクトの内容



このプロジェクトは、次のような仕組みで進められます。

1. Lang-8による情報収集
ユーザーは、Lang-8を通じて震災に関する英文を投稿します。これには、震災後の体験や感じたことを言語化したストーリーが含まれます。

2. の添削と発表
投稿された文は、Lang-8のユーザー同士によって相互に添削され、その後、ラングリッチの英会話講師が最終チェックを行います。選ばれた優秀作品は、助けあいジャパンの英語ウェブサイトで掲載されることになります。

3. 教材としての利用
優秀な作品については、ラングリッチの教材としても使用され、英語教育の一環として震災の記憶を残す役割を果たします。

また、特に震災の記念日である3月11日には、ハッシュタグ「#311fromjapan」をつけたツイートを促すキャンペーンも行います。この取り組みにより、英語が得意でない方も気軽に参加でき、日本語のツイートを選定し英訳することで、さらに多くの方々に震災を伝える機会を作ります。

海外からの支援



このプロジェクトでは、フィリピンのラングリッチ拠点とも連携し、海外政府からのメッセージも掲載予定です。国際理解を深めるという視点から、日本の震災への関心がどれだけ広がっているかを示すことが狙いです。

参加団体の紹介



  • - 助けあいジャパン
震災や災害情報の収集、発信を行う一般社団法人。事業の目的は、震災後の人々の関心低下を防止するための様々なキャンペーンを実施することです。

  • - ラングリッチ
法人として様々な語学サービスを提供している。言語学習者に寄り添った教育を行うことを使命としています。

  • - Lang-8
言語学習を支援する相互添削型SNSの運営を行い、多数のユーザーをサポートしています。

まとめ



「#311fromjapan」を通じて、震災の経験や記憶を未来へつなげていくことが私たちの使命です。今回のプロジェクトが、震災についての理解を深めるきっかけとなり、一人でも多くの方に参加を促すことができることを期待しています。
また、震災の記憶を風化させないために、私たちが力を合わせ、情報を発信し続けることが大切です。

会社情報

会社名
公益社団法人 助けあいジャパン
住所
東京都港区麻布十番1-10-10 ジュールA 8F dreamdesign内
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 助けあいジャパン ラングリッチ Lang-8

Wiki3: 助けあいジャパン ラングリッチ Lang-8

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。