「Wellness Container」の導入
2025-10-02 12:09:47

淺沼組が提案する「Wellness Container」で健康的な現場環境を実現

概要


株式会社淺沼組(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:浅沼誠)は、工事現場で働く社員の健康を促進する新たな取り組みとして「Wellness Container」を導入し始めました。この「Wellness Container」は、工事現場に多く使われる仮設コンテナハウスの内装に自然素材を取り入れ、心温まる空間を生み出すことを目的としています。今後もこの一環として、さまざまな現場で順次利用を広めていく予定です。

「Wellness Container」とは


「Wellness Container」は、一般的なコンテナハウスの無機質な内装を改良し、自然素材や音を取り入れることで、温かみのある居心地の良い環境を提供します。社員たちによるワークショップを通じて、参加者は自らが使用する空間のデザインにかかわることができ、意向に応じて事業主や設計事務所も参加可能です。

特徴と利点


「Wellness Container」は、以下の特徴を持っています。
1. 自然素材の活用: 建設現場から発生する土を利用した「土壁パネル」や奈良県の吉野杉を使った腰板・机など、自然素材をふんだんに使用しています。自然音を再生するハイレゾスピーカーも設置され、心地良い環境を演出。
2. コスト削減と施工の効率化: 既存の家具に自然素材を簡単に装着できる設計により、コストを抑えつつ施工時間を短縮。
3. 柔軟な設置と転用: マグネット式で着脱可能な内装部品で、設置も撤去も簡単に行えます。これにより、循環型社会の実現に貢献する「GOOD CYCLE PROJECT」との親和性も高まります。
4. 短期間での施工: ワークショップで製作し、取り付けも瞬時に完了可能です。

目的と狙い


工事現場事務所は一時的に使用されるため、無機質なコンテナハウスが一般的です。淺沼組では全従業員の約5割が現場で働いており、多くがコンテナハウス内での業務を行っています。「Wellness Container」を導入することで、以下の目的が達成されます。

  • - 心身の健康増進: 名古屋支店の調査によれば、自然素材を取り入れた環境で働く社員は、一般的なオフィスビルで働く社員よりも健康状態が良好であることが分かっています。この知見を基に、現場の社員の健康向上を図ります。
  • - 「GOOD CYCLE PROJECT」の広報: 現場事務所をショールームとして機能させ、事業主や設計事務所といったさまざまなステークホルダーに取り組みを広めることが目的です。
  • - 愛着心とチームワークの醸成: 自分たちが使う空間を自らの手で造り上げるワークショップは、現場のチームワークを高め、自らの空間に対するとても特別な愛着を育てる助けになります。これらの体験は、高品質な建設物を生み出す礎ともなるでしょう。

実施状況


これまでの導入の一環として、工事現場では既に「Wellness Container」の施工が始まっています。デザインに参加した社員からは、作業環境の向上に期待する声が多数上がっています。工事現場の事務所環境を改善するこの革新的な取り組みは、施工業界全体に新たな潮流をもたらす可能性が高いです。実際の業務に支障を来さないように、工事中でもスムーズに環境改善が進められているのです。

一歩を踏み出す


自然を取り入れた温もりのある空間は、心の健康にも良い影響を与えます。淺沼組が推進する「Wellness Container」は、建設業界の常識を覆す挑戦であり、職場環境がどのように変わり得るかを示す一例です。今後の展開に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社淺沼組
住所
大阪府大阪市浪速区湊町一丁目2番3号マルイト難波ビル
電話番号

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