フクシマックスマッチング会
2023-08-31 13:25:25

福島で地方創生!副業×起業家育成プログラム『フクシマックス』マッチング会レポート

福島で地方創生!副業×起業家育成プログラム『フクシマックス』マッチング会レポート



8月20日、福島県小高パイオニアヴィレッジにて、副業人材を活用した地方創生プログラム『フクシマックス』のマッチング会が開催されました。このプログラムは、ETIC.(エティック)と協働し、福島で社会課題解決に取り組む事業者と副業人材を繋ぎ、起業を目指す実践型プログラムです。

マッチング会では、福島12市町村から参加した企業が抱える課題や事業内容、そして副業人材のスキルや関心のマッチングが行われました。企業側は、デジタル技術を活用した記録事業や、地域活性化のためのイベント企画、商品開発におけるデータ管理効率化といった課題を提示。一方、副業人材側は、地域貢献への強い意志や、それぞれの専門性を活かした地域課題解決への熱意を語りました。

参加者からは、「出身地である福島への関わりを見つけたい」「地方・社会課題の解決に情熱を持って取り組みたい」「自分の技術を活かしたい」といった想いが聞かれ、地域への愛着と社会貢献への強い意識が印象的でした。

企業側も、「地域に想いのあふれる副業人材と協働し、復興に向けた町の変化をデジタルで記録したい」「地域住民と繋がるコミュニティづくりをしたい」といった熱意を表明。参加企業間の交流を通して、互いに刺激を受け、地域を盛り上げていこうという一体感が生まれていました。

マッチング会後には、参加者から「福島12市町村は関わりしろの大きい地域」「日本の唯一のモデルになる場所として、みんなでこの地域を盛り上げていきたい」「今日の出会いで、やりたいことのその先まで見えた」といった感想が聞かれ、大きな手応えを感じさせる結果となりました。

今回のマッチング会に参加した企業は、特定非営利活動法人コースター、一般社団法人NoMAラボ、marutt Inc.、NPO法人インビジブル、株式会社Kokage、一般社団法人おおくま町づくり公社、株式会社バトン、一般社団法人HAMADOORI13、ビジネスゲートウェイ株式会社など、多様な事業分野の企業が名を連ねています。

これらの企業は、それぞれの事業を通じて、福島の地域活性化に貢献しています。例えば、コースターは若者の創造性を活かした地域社会づくり、NoMAラボは浜通り地域における場づくりや世代間交流、marutt Inc.はデザインを通しての課題解決、インビジブルはアートを通じた社会問題の可視化といった活動を行っています。

『フクシマックス』は、オンライン面談、マッチング、業務委託契約締結を経て、9月から11月にかけて協働プロジェクトを実施。11月には中間合宿、11月から3月にかけては個別フィールドワークを実施し、2月には事業ブラッシュアップ会、3月には決起会・発表会と、段階的にプログラムが進められます。

本プログラムは、「福島相双復興推進機構 福島12市町村における兼業・副業を通じた起業家創出モデル実証」の一環として実施されており、福島の地方創生に大きく貢献する取り組みとして期待されています。

取材に関するお問い合わせは、公益社団法人福島相双復興推進機構までお願いいたします。

会社情報

会社名
公益社団法人 福島相双復興推進機構
住所
福島県福島市栄町6-6福島セントランドビル4階
電話番号
024-502-1117

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