新たなデータ解析ソリューションの誕生へ
ブルーイノベーション株式会社(以下、ブルーイノベーション)と株式会社スカイマティクス(以下、スカイマティクス)が2023年8月9日に戦略的業務提携を結ぶことを発表しました。この提携は、急成長している点検や測量の需要に応える新しいデータ解析ソリューションを開発することを目的としています。両社の技術とノウハウを結集し、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現を目指すこの取り組みは、多くの業界から注目を集めています。
提携に至った背景
ブルーイノベーションは、複数のドローンやロボットを統合的に管理するためのプラットフォーム「Blue Earth Platform(BEP)」を中心に、ドローンやロボットを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションを提供してきました。業務の安全性や効率性向上、コスト削減を実現するため、様々な現場で実績を積んでいます。
一方で、スカイマティクスは、衛星データやAIを駆使したリモートセンシング技術を活用し、ドローン測量ソフトのシェアNo.1を誇る「くみき」を展開しています。これにより、建設、林業、防災、インフラなど多様な分野でリモートセンシングを通じたDXの推進が実現されています。
このように、両社はそれぞれの強みを活かして、データの取得から高度な解析に至る一連のプロセスを最適化し、顧客のニーズに応えることを目指しています。
代表者の声
ブルーイノベーションの代表取締役社長、熊田貴之氏は、「少子高齢化が進み、労働人口が減少している現代において、業務の自動化と効率化の必要性が高まっています。特にインフラ関連では、ドローンの活用が急速に進んでいます。私たちは300件以上の現場でドローンによる点検サービスを実施してきましたが、スカイマティクスの技術を活用することで、より一貫性のある高品質なサービスを提供できることを嬉しく思います」と話します。
一方、スカイマティクスの渡邉善太郎氏は、「リモートセンシングサービスのニーズは今後増大するでしょう。ブルーイノベーションは先進的なドローン制御技術を持ち、我々の解析技術と組み合わさることで、ワンストップの次世代データソリューションサービスを提供できることが楽しみです」と語っています。
これからの方向性
両社の提携は、業務の自動化や効率化が求められる現代において非常に意義深いものです。特に、環境問題や持続可能な社会の実現という観点から考えると、彼らの取り組みがもたらす影響は計り知れません。今後、ブルーイノベーションとスカイマティクスが協力することで、様々な業界でのデータ活用が進むことが期待されます。
結論
ブルーイノベーションとスカイマティクスが手を組むことで、新しいデータ解析ソリューションの提供が現実のものとなります。DX化や環境負荷軽減に向けた活動が進む中、両社がどのような革新をもたらすのかに目が離せません。今後の動向に注目が集まることでしょう。