新しく生まれ変わった「いばらきフラワーパーク」の魅力を徹底解剖
茨城県石岡市に位置するフラワーパークが、リニューアルを果たし「いばらきフラワーパーク」として2023年4月29日にオープンします。このリニューアルでは、ただ「見る」だけでなく「感じる」フラワーパークをコンセプトにしています。これまでの体験をさらに深化させ、訪れる人々が五感を駆使して楽しめる新たな魅力をお伝えします。
「いばらきフラワーパーク」の新たな魅力
このフラワーパークは、1985年に国際科学技術博覧会(つくば科学万博)に合わせてオープンし、以来多くの人々に親しまれてきました。その歴史を経て、今回のリニューアルによって、県花であるバラを中心に、花の彩りや香り、さらには触覚や聴覚を活かした体験が可能な空間に変化しました。
具体的には、青山フラワーマーケットのノウハウを基に、香りを楽しむゾーンや、触って遊べるインタラクティブな施設が設けられています。また、視覚を超えた花の魅力を感じるための「100の体感」と呼ばれるさまざまなアクティビティも充実しています。
施設の具体的なアクティビティ
リニューアル後の「いばらきフラワーパーク」では、季節の蒸留体験やボタニカルポストカードの制作、ガーデナーによるローズガーデンツアーなど、年間を通じて様々なプログラムが開催されます。五感を使いながら自然と親しみ、多くの人々に花や緑の魅力を体感してもらうことを目的にしています。
隣接する「石岡市ふれあいの森」も「花やさと山」という新たな愛称でリニューアルされ、展望デッキやグランピングサイトが設けられ、森と花が融合した特別な体験が可能になります。このように、花の魅力だけでなく、自然との一体感も大切にした施設となっています。
新たなバラ品種の紹介
フラワーパークは、もともと日本三大ローズガーデンの一つとして知られていますが、今回のリニューアルにともない、古いバラを新品種へと植え替え、無農薬での育成にも挑戦しています。17種類の新品種のバラがデビューし、その中でも「ユイット・カンパーニュ」は特に注目されています。これは、地元八郷地区の名にちなんで命名されており、地域とのつながりを強調した特別なバラとなっています。
茨城県の魅力を再発見
リニューアルを通じて茨城県の魅力を再発見し、県のブランディングにも寄与することが目指されています。園内には茨城の食材を活かしたレストランが設けられ、地元のパン屋とコラボしたカフェメニューも楽しめます。また、筑波石を利用したエントランスや、茅葺職人の技術を活かした施設が地域の文化や伝統を感じさせてくれます。
訪れる価値大の「いばらきフラワーパーク」
新しく生まれ変わった「いばらきフラワーパーク」は、花や緑の魅力を存分に楽しむことができるスポットです。五感を使った体験が盛りだくさんで、自分だけの特別な思い出を作ることができます。この新しいフラワーパークで、ぜひとも茨城の自然と文化を体感してみてください。
【施設概要】
- - 所在地:茨城県石岡市下青柳200
- - 敷地面積:12ha(隣接にふれあいの森/石岡市 18haあり)
- - 指定管理者:茨城県フラワーパーク指定管理業務共同事業体(株式会社パーク・コーポレーション、一般財団法人石岡市産業文化事業団)
【公式サイト】