大阪電気通信大学と東映が手がける新しいプロジェクト
大阪電気通信大学(寝屋川市・四條畷市)と東映株式会社ツークン研究所(東京都練馬区)が共同で進めている、産学連携プロジェクト「電ツークンプロジェクト」がこのほど、学生たちの努力の成果を結実させたWeb CMを公開しました。これにより、学生たちがヒーローに“変身”し、仲間と共にゲーム開発に挑戦する様子が描かれています。
プロジェクトの目的
「電ツークンプロジェクト」は、大阪電気通信大学の特異な教育プログラムと、東映のプロフェッショナルな知見を活かし、実践的なコンテンツ制作を目指すものです。今回のWeb CMは、デジタルゲーム学科(仮称で2026年の設置予定)を中心に学生たちがリアルな現場での経験を積むためのものとして位置づけられています。
Web CMの魅力
このWeb CMでは、実際に学生がCGアバターキャラクターをデザインし、モーションキャプチャー技術を用いてそのキャラクターがアクションする様子が撮影されています。特に印象的なのは、バーチャルなゲームのテストプレイ中に主人公がヒーローに変身し、迫り来る敵と戦うシーンです。どのように学生たちが一丸となってゲーム開発に取り組んでいるのかが伝わってきます。
制作過程における学生の役割
プロジェクトには、デジタルゲーム学科とゲーム&メディア学科の学生が参加しています。大学内に設置された最大規模のモーションキャプチャースタジオや音像スタジオを舞台に、芸術的かつ高度な技術を用いた制作が行われました。特に、学生が主役として実写に出演し、挿入されるCGシーンとの融合が圧巻です。今回は、実際に彼らの手で制作されたコンテンツがどのように形作られ、完成へと至ったのか、そのプロセスが色濃く反映されています。
コミュニケーションの工夫
プロジェクトチームは東京と大阪という二つの拠点で活動するため、SlackやDiscordなどのツールを活用し、円滑なコミュニケーションを図りました。これにより、遠隔地でもスムーズにプロジェクトが進められる環境が整備されました。
学生の声と今後の展望
学生たちからは、実際に手がけた作品を通じて多くの学びがあったと語られています。難しい技術に挑むことができ、仲間と共に協力して問題を解決する経験は、将来にわたっての貴重な財産となることでしょう。また、2026年4月に設置予定のデジタルゲーム学科での学びが期待されています。
まとめ
「電ツークンプロジェクト」は、大阪電気通信大学と東映株式会社ツークン研究所との産学連携によって実現した新しい教育モデルです。学生たちが自らの手で制作したWeb CMは、彼らの未来を切り開くいわば「ヒーロー」への第一歩でもあります。彼らの活躍を今後も見守っていきたいと思います。
こちらからWeb CMを視聴できます!
大学と企業が持つ知識や技術を融合させ、共に未来を創造していく姿勢が、今後の産学連携のモデルケースとして多くの注目を集めることが期待されます。