小林健太個展
2019-01-07 13:25:14

小林健太の個展が映し出す夢の世界とデジタルアートの新たな関係性

小林健太の個展「Rapid Eye Movement」



2019年1月8日から22日までの期間、品川区に位置するIMA galleryにて、小林健太の個展「Rapid Eye Movement」が開催されます。この展覧会は、現代のデジタルアートと夢の世界を融合させた独自の視点からの作品を展示しており、訪れる者に新たなビジュアル体験を提供します。入場は無料で、時間は11:00から19:00までですが、日曜と祝日は休演です。詳細な情報については、IMA galleryのホームページで確認可能です。

小林健太の作品は、運動や動きというテーマを持ち、ポインターが画面上で鮮やかに踊る様子や、色彩の変形を通して、彼自身の身体感覚がどうデジタルに再現されるのかを考察しています。彼は、この創造的なプロセスを通じ、もがき続けることで「夢の輪郭」に触れたいと願っています。小林は、「夢の意味は夢から醒めた者にしかわからない」と述べており、彼の作品にはその哲学がにじみ出ています。

現代の芸術において、カメラはただの道具ではなく、作品創作の一部の要素となっています。小林は自身の姿や日常の風景をさまざまなデバイスで捉え、それらの画像をPhotoshopなどの画像編集ツールで加工しています。このプロセスにより、彼の作品には写真とデジタルドローイングが融合し、新たな表現方法が生まれるのです。彼の作品では、写真が現実の「透明な窓」ではなく、幻想的な描写であることが強調されており、視覚的な現実の創作性が見て取れます。

小林健太の略歴



小林健太は1992年に神奈川県で生まれました。「真を写す」とは何か、という問いに向き合いながら、数々の試みに挑戦してきました。これまでに「EVERYTHING NOW」や「自動車昆虫論/美とはなにか」など、いくつかの個展を行い、多くのグループ展にも参加しています。彼の作品は多様なコレクションに収蔵されており、サンフランシスコアジア美術館等でその名声を高めています。

彼の作品を展示しているIMA galleryは、アートフォトを身近に楽しむためのスペースとして、さまざまな展覧会やイベントを開催しています。「LIVING WITH PHOTOGRAPHY」をテーマとし、若手写真家の活動を支援するプロジェクトやトークショーを提供することに努めています。一般の人々がアートを楽しむ機会を増やすため、アートフォトの魅力を発信し続けています。

小林健太の個展は、デジタルアートが私たちにどのような夢の世界を描き出すのかを考えさせられる機会です。彼の作品を通じて、デジタル時代における写真表現や情報空間の展望を探求し、新たな視点で現実を捉え直してみてはいかがでしょうか?

会社情報

会社名
株式会社アマナ
住所
東京都品川区東品川2-2-43
電話番号
03-3740-4011

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