サッポロの新AIツール
2025-02-03 10:57:42

サッポロホールディングスがDX推進のために新AIツール導入を開始

サッポロホールディングスが導入した新たな生成AIツール



サッポロホールディングス株式会社は、今年の2月3日から社内で新たに生成AIツール「SAPPORO AI-Stick」を導入することを発表しました。この取り組みはグループ全社員約6,000名を対象としており、業務の品質や生産性の向上を目指しています。

「SAPPORO AI-Stick」の特徴



「SAPPORO AI-Stick」は、アマゾン・ウェブ・サービスが提供する生成AIサービスBedrockを基盤にしています。このツールは、文章での会話機能や画像を生成する能力を兼ね備えており、さらに社内のデータに基づいた独自の情報提供が可能です。これにより、社員は効率的な情報収集ができ、迅速な意思決定が促進されることでしょう。

DX人財化の取り組み



サッポロホールディングスは、2022年から「全社員DX人財化」という目標を掲げており、今回のAIツール導入はその一環として位置付けられます。具体的には、これまで行ってきたDX基礎リテラシー向上のための研修を2023年も継続し、生成AIを活用するためのオリジナルカリキュラムを提供する予定です。

特に、(株)アイデミーの協力を得て、生成AIに特化した研修内容を展開します。この研修では、参加者が自ら生成AIを活用できるようになることが目標とされています。知識の提供だけでなく、実際に「SAPPORO AI-Stick」を用いたハンズオン形式の内容が含まれ、実践的なスキルの習得を促します。

具体的な取り組み



研修ではプロンプトテンプレートの展開や、実際の活用事例の紹介を通じて「SAPPORO AI-Stick」の使い方を積極的に学ぶことができるようになります。これにより、各部門の特性に応じた新たな事例の創出や、業務プロセスの刷新も目指していきます。

企業戦略としてのDX



サッポロホールディングスは、中期経営計画(2023~2026)において、デジタルトランスフォーメーション(DX)を重要な活動として位置付けています。今後もあらゆるステークホルダーと共に成長を続け、企業の価値を最大化するために、デジタル技術を活用した業務の革新を推進していく方針です。企業全体のDXの進展を通じて、より高い付加価値をお客様に提供できるよう、努力を続けていくことでしょう。

このように、サッポロホールディングスは先進的な事業運営を目指し、社内改革に向けた新たな一歩を踏み出しました。今後の展開に期待が高まります。


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会社情報

会社名
サッポロホールディングス株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号
電話番号

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