#東京都 #港区 #セキュリティ #キヤノン #JNSA賞

キヤノンITソリューションズ、JNSA賞を受賞

2024年度のJNSA表彰で、キヤノンマーケティングジャパングループの一員であるキヤノンITソリューションズ（以下、キヤノンITS）が名誉ある「JNSA賞」を受賞しました。この受賞は、同社の社員が参加している「インシデント被害調査ワーキンググループ」(WG)によるものです。特に、グループに所属するサブリーダーとメンバーの二名の活躍が評価されています。受賞の理由は、サイバーインシデントの被害状況をより明確に解析したことにあります。

JNSA賞とは

JNSA（日本ネットワークセキュリティ協会）は、情報セキュリティの向上に取り組む個人、団体、及びWGの活動を表彰する賞を設けています。日本国内のセキュリティ向上のためのこれらの努力は、社会全体に対して重要な意義を持っています。今回の受賞は、さまざまなサイバー攻撃の現状やそのコストを明らかにした成果が、多くの専門家から高く評価された結果です。

インシデント損害額調査レポート

受賞したWGは、2024年2月に発表した「インシデント損害額調査レポート 第2版」と、同年7月に公開された「サイバー攻撃を受けるとお金がかかる」と題した資料で、多くの注目を集めました。これらの資料では、国内のサイバー攻撃を受けた法人の実際の被害額を調査し、その数値を踏まえた分析結果を基に情報を提供しています。これにより、今まで不明瞭だったインシデント被害の深刻さが明らかになり、セキュリティ対策の必要性が広く認知されることとなりました。

アンケート調査の意義

WGは、広くサイバーインシデントの実態を知るため、国内企業を対象にアンケート調査を実施。その結果は「サイバー攻撃被害組織アンケート調査（速報版）」やその他のレポートとして公開されています。これらのレポートは、多くのメディアに取り上げられるなど、多大な影響を与えました。実際の被害金額を具体的に示すことで、企業が抱えるリスクを明らかにし、より強固なセキュリティ対策の構築を促進しています。

サイバーセキュリティへの貢献

このWGの活動は、サイバーセキュリティの重要性を広める大きな一歩と言えるでしょう。各企業がインシデントに備え、また発生後の対応を検討する上で、具体的なデータが提供されることは非常に重要です。新たな調査結果の公開も期待されており、引き続きサイバーセキュリティの意識向上に寄与することが期待されています。

キヤノンITSの取り組み

キヤノンITSは、セキュリティ分野において「サイバーセキュリティラボ」を中心に活動を展開し、最新のマルウェア分析やセキュリティ技術の研究・調査を行っています。また、教育機関との共同研究や団体活動へも積極的に参加。これらの取り組みは、業界全体の技術向上と自社の技術力の強化に貢献しています。


キヤノンITSによるセキュリティ対策の取り組みは、企業の将来をリスクから守る重要な役割を果たしています。私たちの生活に密接に関わる情報セキュリティの向上には、こうした地道な努力が欠かせません。

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 港区 セキュリティ キヤノン JNSA賞

Wiki3: 東京都 港区 セキュリティ キヤノン JNSA賞