復興への願いのショコラ
2024-11-01 01:50:37

辻口博啓氏のショコラが復興への願いを形に 世界最高評価を8度受賞

辻口博啓のショコラが世界に認められる



辻口博啓氏がオーナーショコラティエを務めるショコラトリー、「LE CHOCOLAT DE H」は、フランス・パリで開催される世界最大のチョコレートイベント「サロン・デュ・ショコラ」において、名誉あるショコラ品評会「C.C.C.」で最高位のゴールドタブレット(金賞)を受賞しました。これで8回連続の受賞となり、その存在感をさらに際立たせています。

「C.C.C.」とは?



C.C.C.(Club des Croqueurs de Chocolat)は、1981年に設立された権威あるショコラ愛好家の会で、世界中のショコラ製品を評価しています。辻口氏の作品が高く評価される理由の一つは、彼のショコラが持つ独特の風味と素材へのこだわりにあります。

復興を願うショコラたち



今回の受賞作品は「能登半島への感謝と復興を願う」をテーマにした4粒のショコラで構成されています。2024年1月1日に発生した能登半島地震に伴い、多くの人々がその影響を受けました。辻口氏は能登市出身であり、この地域の豊かな素材を活かしたショコラを通じて、復興への思いを込めています。

受賞作品の詳細



1. C.C.C.能登の大地のめぐみ


このボンボンショコラは、能登いちじく、能登ワイン、能登クロモジを組み合わせて作られています。素材の香りや食感が楽しめる一粒で、まるで能登の大地を食べているかのような感覚を味わえます。

2. ふきのとう


ふきのとうの力強さを能登半島の復興に重ねた作品です。能登の鳥居醤油を使用したキャラメル風味のガナッシュと、ふきのとう特有の香りやほろ苦さを楽しめるガナッシュを重ねています。

3. 能登ヒバと酒


能登ヒバの香りと酒かす、同地域の塩を組み合わせたガナッシュが特徴です。このショコラは日本の伝統的な升に入れられた酒をイメージしており、深い香りも楽しめます。

4. 能登柚子とレモンマリーゴールド


能登のあんがとう農園で採れるレモンマリーゴールドを使ったこのショコラは、柚子の香りとの相乗効果を生み出し、ハーブと柚子の組み合わせの魅力が際立っています。

販売予定と今後の展望



受賞したショコラは2024年1月中旬からLE CHOCOLAT DE Hの店舗及び、全国のバレンタイン催事での販売が予定されています。辻口氏は、ショコラを通じて地域の復興を支援すると共に、日本の素晴らしい素材を世界に発信し続ける姿勢を強調しています。

LE CHOCOLAT DE Hについて



2003年に設立された「LE CHOCOLAT DE H」は、辻口博啓自身が愛するカカオの香りや味わいを、和素材や文化と融合させたショコラブランドです。今年で20周年を迎えるにあたり、彼の理念や情熱が込められた新たなショコラを発表することが期待されており、今後の展開にも目が離せません。

公式ウェブサイトやInstagramでも最新の情報が随時更新されているため、興味のある方はぜひチェックしてください。

LE CHOCOLAT DE H | Instagram: @lechocolatdeh_ginza


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会社情報

会社名
株式会社アーシュ・ツジグチ
住所
東京都目黒区自由が丘2-22-6サーラ自由が丘102
電話番号

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