ラピュタロボティクス、自動倉庫「ラピュタASRS」で米国市場に本格進出!
物流ロボティクス分野で注目のラピュタロボティクスが、自動倉庫システム「ラピュタASRS」の米国市場展開を発表しました。既に日本国内で複数企業への導入が決まっており、その実績と革新的な技術が、人手不足やコスト高に悩む米国物流業界から熱い視線を浴びています。
グローバルな物流課題に対応する「ラピュタASRS」
世界的に物流業界では、人件費の高騰、離職率の増加、迅速な注文処理への需要の高まり、在庫量の変動など、多くの課題に直面しています。米国においても同様の状況であり、企業はこれらの課題を克服しながら、持続可能なビジネスモデルを構築することが求められています。
ラピュタロボティクスは、これらの課題解決に貢献するため、自動倉庫「ラピュタASRS」を開発しました。このシステムは、複数台のロボットを同時に制御するAI技術、独自の素材と構造、そして柔軟な拡張性を備え、従来の自動倉庫システムとは一線を画す革新的なソリューションです。
「ラピュタASRS」の主な特長
1.
柔軟な拡張性: FRP製のモジュール構造により、必要に応じて簡単に拡張することが可能です。スペースの有効活用や将来の事業規模の変化にも対応できます。
2.
圧倒的な生産性と保管効率: 従来のシステムと比較して、最大10倍の生産性と2.5倍の保管効率を実現します。人手不足解消とコスト削減に大きく貢献します。
3.
堅牢な設計: 免振設計により、安定した稼働を実現します。地震などの災害にも強く、安全性を確保します。
4.
高度なロボット技術: 群制御AIや自動バッテリー交換システムなど、ラピュタロボティクスが長年培ってきた技術が結集されています。
日本での成功事例と米国市場への期待
「ラピュタASRS」は、既に日本国内で複数の企業に導入され、その効果を実証しています。日本出版販売株式会社は、環境負荷の低減と人材育成という観点から、このシステムを採用しました。柔軟性と拡張性に優れた構造、そして誰でも簡単に操作できるという点は、同社の物流戦略に合致し、高い評価を得ています。
ラピュタロボティクスは、米国市場においても「ラピュタASRS」が、物流業界の変革を加速させると確信しています。同社は、米国市場の開拓に向けて、積極的に人材募集を行っています。
ラピュタロボティクスとは
ラピュタロボティクスは、スイスのチューリッヒ工科大学発のベンチャー企業です。「ロボットを便利で身近に」というビジョンを掲げ、最先端の技術とノウハウで、顧客に最適なロボットソリューションを提供しています。世界30カ国以上の優秀なエンジニアと、バイリンガルでロボティクスに精通したチームが、顧客の課題解決に日々取り組んでいます。
まとめ
ラピュタロボティクスの「ラピュタASRS」は、柔軟性と生産性、そして安全性という3つの要素を兼ね備えた革新的な自動倉庫システムです。米国市場での本格展開により、同社の技術が世界中の物流業界に貢献していくことが期待されます。