高崎の絶品グルメ
2018-07-31 16:20:05

高崎市の伝説的ローカルグルメを保存する書籍『絶メシリスト高崎』が登場

群馬県高崎市は、数多くの個人経営の飲食店が集まり、地域の食文化を形成しています。しかし近年、こうした古き良きローカルグルメが減少していることが懸念されており、そのために立ち上げられたのが『絶メシリスト高崎』です。この取り組みは、一般社団法人高崎観光協会や株式会社博報堂、株式会社博報堂ケトルの協力のもと、2017年に始まりました。

『絶メシリスト』は、高崎市民から寄せられた「失ってはならない絶品グルメ情報」をもとに、プロのグルメライターが厳選したローカルグルメの情報を提供するサイトです。これに基づいて、2018年8月1日に発売された書籍『絶メシリスト高崎』は、高崎市内の「絶メシ」28店舗を紹介しています。

この書籍は、単なる飲食店の紹介にとどまらず、店舗の魅力を語る店主の言葉やお店の雰囲気を伝えることに重きを置いています。家族経営の店や、長年愛されている名物店主の姿は、地元の人々にとっても懐かしい記憶を呼び起こします。

また、高崎市の飲食店業界は後継者問題に直面しています。日本全体で見ても、飲食業を含むサービス業の後継者不在率は66.1%に達しており、これは他の業種と比較しても非常に高い数字です。特に団塊世代が70歳を迎え、経営者の高齢化が進む中で、多くの中小・零細企業が廃業に追い込まれる現状があります。

『絶メシリスト高崎』では、こうした状況を受けて、孤立している古いローカル店を再評価し、再び高崎の地域活性化に繋げていくことを目指しています。この書籍を通じて、地域コミュニティの人々が絶品グルメの魅力を再確認し、より多くの人々に伝える手助けとなることが期待されています。

書籍『絶メシリスト高崎』は、A5判で202ページのボリュームを誇り、定価は1,389円(税別)です。高崎市内の書店や高崎観光協会のウェブサイト、さらには下北沢の書店B&BやAmazonでも購入可能です。興味のある方は、ぜひ手に取って、地域の素晴らしい文化を垣間見てください。

さらに、BSフジでは『絶メシ!』と題した番組も放送され、高崎市の絶品グルメをメディアを通じて発信する機会が設けられました。これにより、全国に向けて高崎のローカルグルメ文化が広がりつつあります。高崎市の絶佳な料理の数々を是非お楽しみください。絶やしてはいけない“高崎グルメ”を応援するこのプロジェクトを、私たちも一緒に盛り上げていきましょう。

会社情報

会社名
一般社団法人高崎観光協会
住所
群馬県高崎市八島町222高崎モントレー2階
電話番号

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