今治市、住みたい田舎ランキングで3年連続4冠達成!
2025年版「田舎暮らしの本」の特集において、今治市が名誉あるランキングで3年連続4冠を達成したとの報が入っています。この特集は、宝島社が発行する雑誌にて発表され、全国の住みたい田舎として高い評価を受ける都市が選出されるものです。
全部門での評価
今治市は、人口10万人以上20万人未満のまちランキングにおいて、以下の4つのカテゴリーで1位に輝きました。
- - 総合部門 1位
- - 若者世代・単身者部門 1位
- - 子育て世代部門 1位
- - シニア世代部門 1位
これにより、同市は3年連続での4冠達成となります。特に子育て世代とシニア世代に対する支援策が評価されています。
充実した子育て支援施策
今治市では、妊娠期から18歳までの子どもを持つ家庭に向けた「今治版ネウボラ」という取り組みを推進しています。この取り組みは、地域内の児童館、学校、保育所などを「相談サテライト」とし、また公園を「遊び場サテライト」、公民館や図書館を「育ちのサテライト」と位置づけることで、子育て環境を整えるものです。これにより、広大な市域における子育て支援が充実しています。
さらに、地域特有のサポートとして、島々を結ぶしまなみ海道を利用する際の交通費助成や、小学6年生への自転車購入補助も実施しています。また、3歳児健康診断の際に行う保護者向けの健康診断「パパママすまいる健診」なども高く評価されています。これらの取り組みが厚生労働省の「第5回日本子育て支援大賞2024」で愛媛県内の自治体初の受賞につながっています。
移住希望者への支援
今治市は、移住希望者に向けた強力なサポートプログラムを用意しています。移住コーディネーターが移住の過程でしっかりとサポートするだけでなく、地域の定住支援員が移住者の定着を後押しする体制も整っています。また、空き家バンクの情報も整備されており、住まいの選択肢が広がります。
加えて、移住者向けの補助金制度も充実していて、これらの措置が移住者数の増加に貢献しています。
PR動画での魅力発信
今治市では、移住促進プロジェクトの一環として、スローライフスタイルの魅力を伝える移住PR動画を製作しています。2023年2月にリリースした第一弾では、移住体験者の日常が穏やかに描かれ、多くの関心を集めました。後にリリースされたタレント・武井壮さんを起用した第二弾は、都会でアクティブに活動する人々にも魅力を伝え、1か月で4万回以上の再生を記録しました。
全国への情報発信
すでに今治市は移住コミュニティのリーダーとしての地位を築いており、様々なメディアからも注目を集めています。日本テレビの「ZIP!」では、特集が組まれるなど、全国に今治の魅力が広がっています。また、今治市の公式ホームページや移住ポータルサイトも充実しており、興味のある人々に向けた情報発信が行われています。
まとめ
今治市は、住みたい田舎としての魅力を積極的に発信し続けており、その結果として3年連続での全4部門制覇を果たしました。子育て支援や移住サポートに注力し、地域の魅力を広めていくことで、今後も多くの人々を引き寄せることでしょう。