ファンズ不動産株式会社(以下、ファンズ不動産)は、株式会社髙翔バイセルと業務提携契約を結び、関西圏における不動産売買仲介事業を拡大することを発表しました。今後は、大阪市の一部地域および阪神間においてサービスを提供し、透明性の高い情報を通じて顧客に対するサービス品質の向上を目指します。
業務提携がもたらす新たな機会
ファンズ不動産は、SNSやインフルエンサーによるマーケティングを用いた不動産売買仲介のモデルを取り入れており、2023年9月のサービス開始以来、約150件の販売を実現しました。これまでの営業体制は主に首都圏に集中していましたが、全国各地から不動産に対する問い合わせが多く寄せられていたことから、新たな取り組みが求められていました。この背景には、大阪が近年、多くのマンションが建設されている状況があり、売買需要が高まっていることがあります。
業務提携によって、ファンズ不動産と髙翔バイセルは共同で仲介業務を行い、顧客に対して現地案内を提供する体制を整えます。これにより、オンラインでもオフラインでも、より良い顧客体験を提供することが可能になります。
HDMI影響力と地域密着型のサービス
SNS不動産のモデルは、消費者と不動産プロフェッショナルの接点を強化しています。インフルエンサーから得られる信頼を基に、顧客は安心して不動産の購入相談を行えます。髙翔バイセルは、地域密着型のサービスを展開しており、関西の不動産マーケットに精通した専門家によるサポートが期待されます。
ファンズ不動産の取締役綾部良介氏は、今回の業務提携について、「顧客からの信頼度の高い情報を提供し、対面でもオンラインでもサポートが受けられるような体制を整えられたことが大きなポイントです」とコメントしています。このような取り組みが、今後の不動産市場において如何に重要であるかを物語っています。
今後の展望とサービスの多様化
今後、ファンズ不動産は、髙翔バイセルとの提携を皮切りに、さらなる提携先を見つけることで、顧客ニーズに応え多様なサービスを提供していく方針です。特に、顧客からの問い合わせに対し、迅速に対応できる体制を築くことが経営の課題となっているため、今後の展開に大きな注目が集まります。
ファンズ不動産は、SNSを活用して「SNS不動産®」という新たな不動産仲介サービスの提供を目指し、様々なエリアでの展開を図っています。今後もその活動に期待したいところです。
企業情報
髙翔バイセルの概要
・所在地:兵庫県芦屋市
・設立:2000年2月
・事業内容:宅地建物取引業
・URL:
髙翔バイセル公式サイト
ファンズ不動産の概要
・所在地:東京都渋谷区
・設立:2023年9月29日
・事業内容:宅地建物取引業
・URL:
ファンズ不動産公式サイト
今回の提携が、地域の不動産市場にどのような影響をもたらすのか、そして顧客に対してどのような新たな価値を提供できるのかに大きな期待が寄せられています。