フォルブルグが誇るピノ・ノワールの新たな一歩
2024年7月4日、フランスの官報にて、果実味豊かなピノ・ノワールを生産するテロワールであるフォルブルグが、AOCアルザス・グラン・クリュに正式に認定されました。これは、2022年に認定されたグラン・クリュ・キルシュベルク・ド・バールとグラン・クリュ・ヘングストに次ぐ、フォルブルグにとっての名誉なステータスです。
この認定は、ブドウ畑やワイナリーでの生産者たちの長年の努力が評価された結果です。AOCアルザス・グラン・クリュの認定プロセスは数十年にわたる歴史があり、その過程で彼らの不屈の精神と卓越性へのこだわりは、ついに実を結びました。特にピノ・ノワールに関しては、アルザスのワイン生産地において重要な位置を占める品種として、その地位が一層強化されることが期待されています。
フォルブルグの魅力
フォルブルグは、ルファックとヴェスタルテンのコミューンに広がるエリアであり、南向きの丘陵地帯に位置しています。この地域は、石灰岩と砂岩で構成されたテロワールを持ち、高度210〜300メートルにあります。全体で73.61ヘクタールの広さを持ち、果実の生育に理想的な条件が整っています。
この地で生産されるワインは、力強さとエレガンスを兼ね備えており、特にピノ・ノワールは深い赤色が特徴です。赤や黒のベリーのアロマが豊かで、これに石灰岩由来の塩味やミネラル感が絡み合います。しっかりとしたフルボディでありながら、繊細なタンニンが緻密で滑らかな質感を生み出しています。
さらに、フォルブルグのワインには独特のミネラル感があり、それは鉛筆の芯やグラファイトのような香りとして表現され、これがまさに、この土地ならではの特性を示しています。優れた熟成ポテンシャルを持つピノ・ノワールとして、今後の発展が非常に楽しみです。
ワイン生産者たちの情熱
フォルブルグでワインを生産する農家や生産者たちの情熱は、長きにわたり続いています。彼らは自然への敬意を持ち、その土地の特性を理解し、最高の品質を求めて努力しています。その結果が、今回のAOCアルザス・グラン・クリュ認定となり、彼らの努力が広く認知されることとなりました。
これからもフォルブルグのピノ・ノワールが、世界中のワイン愛好家に高く評価されることを期待しましょう。アルザスの風味をそのままに、フォルブルグのワインをぜひお楽しみください。
最新情報
ピノ・ノワールの素晴らしさを体感するために、フォルブルグのワインを手に取ってみてはいかがでしょうか。最新情報は公式SNSで随時発信されていますので、ぜひフォローしてください。
お問い合わせ等は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
Foulques Aulagnon
Export Marketing Manager
[email protected]