希望あふれるコミュニティの形成を目指して
2024年12月14日(土)、新潟県長岡市にあるアオーレ長岡BCホールにて「ながおか暮らしの編集会議2~居場所づくり編~」が行われる。この会議は、市民が集い、意見を交換し、地域の居場所づくりを促進することを目的としたイベントである。昨年の開催に続き、今年もこのテーマが選ばれ、多様な視点からのアプローチが期待されている。
行事の概要
本イベントは、社会課題の解決に向けた取り組みの一環として、市民協働センターが年に一度実施している講演会である。今回のテーマは「居場所」であり、地域社会における人々のつながりや支え合いの重要性が再認識される機会となる。
基調講演
第一部では、著名なまちづくりの専門家である田中宏明氏(HITOTOWA INC. シニアプランナー)をお招きし、「楽しみ助け合うコミュニティのつくり方」について講演していただく。田中氏は、コミュニティの形成やエリアマネジメントに関して多くの実績を持ち、独自の視点から生まれる「ネイバーフッドデザイン」などの取り組みに関しても紹介される。
パネルディスカッション
第二部では、さまざまな団体の代表者が登壇し、それぞれが実施している「ながおかの居場所づくり」の取り組みを発表。その後、意見交換やディスカッションが行われる。参加団体には、手作業を通じた交流を促進する「長岡つるしびなの会」、デジタル技術を用いた新たなコミュニティを形成する「山古志デジタル村民」、地域の人々の交流スペースを提供する「シェアスペースひらく」がある。このような活動から、多様なアプローチや実践例がシェアされることが期待されている。
交流会
イベント終了後には、希望者参加型の交流会「のもーれ!長岡」が開催される。参加費は2000円で、参加者同士のネットワーキングを促進する良い機会となるだろう。
参加方法
本イベントは現地参加とオンライン参加のハイブリッド形式であり、参加は無料。しかし、現地参加者は先着60名までであり、事前の申し込みが必要となる。
長岡市に住む方々、その周辺地域の方々がこの会議に参加し、地域コミュニティの発展に向けた意見を交わすことが期待される。地域の居場所づくりへの理解を深め、実践するための重要な第一歩となるだろう。
このように、「ながおか暮らしの編集会議2」は地域のつながりを深め、居場所を創出するための重要な場となる。この機会にぜひ参加し、自らも仲間と共に「居場所」を育てる一員となってほしい。