最新のワークステーション、レノボの「ThinkStation Pシリーズ」
レノボ・ジャパン合同会社は、AI処理やクリエイティブな作業、エンジニアリングワークフローに対応した新しい高性能ワークステーションを発表しました。これらの新モデルには、
ThinkStation P3 Tower Gen 2、
ThinkStation P3 Ultra SFF Gen 2、
ThinkStation P3 Tiny Gen 2、および
ThinkStation P2 Tower Gen 2が含まれ、最新の技術が搭載されています。
高性能を実現する「ThinkStation P3 Tower Gen 2」
ThinkStation P3 Tower Gen 2は、高性能のグラフィックカードを搭載できるエントリーモデルとして、AI処理に特化した仕様を備えています。このワークステーションは、インテルの最新のCore Ultraプロセッサーを最大24コアまで搭載しており、ハイパフォーマンスを誇ります。さらに、メモリは最大256GBまで増設可能で、高速データアクセスが求められる環境に最適です。
また、ストレージには最大7つのスロットが用意され、特にM.2 SSDを最大4枚まで搭載できる点が大きな特徴。これは、大規模データの処理や、高速なデータ転送が求められるプロフェッショナルな環境で力を発揮します。
セキュリティ面でも強化されており、dTPM 2.0やSecure Wipe機能などが搭載されています。これにより、大事なデータを安全に保護することが可能です。
小型大容量の可能性「ThinkStation P3 Ultra SFF Gen 2」
省エネルギーでコンパクトな
ThinkStation P3 Ultra SFF Gen 2は、3.9Lという小型ボディながら、タワーと同等の拡張性を誇ります。このモデルは、AI-Readyなインテル® Core Ultraプロセッサーを搭載し、広範な用途に応じた柔軟な構成が可能です。最新世代のNVIDIA RTX 4000 SFFグラフィックスを選択でき、CADや開発作業などにも対応します。
このワークステーションでは、メインチップはDDR5メモリを搭載し、高速なデータ処理が実現されます。また、遠隔管理やメンテナンスも容易に行え、ビジネス環境での効率を最大化します。
コンパクト設計の「ThinkStation P3 Tiny Gen 2」
業界最小クラスのデスクトップワークステーションである
ThinkStation P3 Tiny Gen 2は、CAD等の業務全般に必要なスペックを持ちながら、手のひらに収まるサイズを実現しています。このコンパクトさにより、オフィスや作業スペースの限られた場所でも活用しやすくなっています。
最大24C/24Tのインテル® Core Ultraプロセッサーや、NVIDIA RTX A1000のグラフィックカードを搭載可能で、必要な性能を提供します。また、セキュリティの面でも安全設計が施されています。
幅広い活用を可能にする「ThinkStation P2 Tower Gen 2」
最後に、
ThinkStation P2 Tower Gen 2は、ゲーミングや動画編集、CAD・BIMなど幅広い用途に対応できる多才なワークステーションです。最大24C/24Tのインテル® Core Ultraプロセッサーを搭載し、NVIDIA RTX 2000シリーズのグラフィックスを選べることが可能。また、750Wの電源ユニットを搭載し、柔軟なカスタマイズが実現されています。
結論
これらの新しいワークステーションは、クリエイティブな作業からエンジニアリングまで、その多様なニーズに応える設計となっており、業界のプロフェッショナルたちの期待に応える性能を備えています。発売日は2025年6月18日、価格は各モデルによって異なります。ウェブサイトではこれらの製品情報を閲覧することができ、今後のテクノロジーの進化を体感できるチャンスです。詳細は
こちらからご確認ください。