調査結果から見えた結婚式とご祝儀の新たな関係
令和の時代に入り、結婚式の参加方法や価値観が大きく変わってきています。特に、結婚式のご祝儀が経済的負担となり、参加を躊躇する人が増えているという現象が見られます。最近、株式会社トキハナが行った調査結果を基に、結婚式とご祝儀の関係を深堀りしてみました。
ご祝儀が高いから欠席する人が61.5%
トキハナが実施した調査によれば、20代から40代の男女380人の中で「ご祝儀が高いから結婚式を欠席するのはアリ」という意見に賛同する人が61.5%に達しました。この結果は、従来の“招待されたら参加するべき”という捉え方が徐々に変化していることを示しています。
結婚式参加の必須条件?
現在の結婚式参加の選択肢は、普段の生活費に大きく影響を与えるご祝儀3万円を支払うことか、参加しないという二択です。物価高騰が続く今、多くの人が経済的な余裕を持てていないことが調査でも浮き彫りになっています。
調査結果では、特に20代では64%が「3万円のご祝儀は高い」と回答し、同レイヤーの73%が「毎月の貯金は3万円以下」と答えています。物価や社会保険料の上昇も影響し、若者にとってはご祝儀が大きな負担となっています。
結婚式の持つ心理的プレッシャー
「結婚式に招待されたら参加しなければならない」と感じる人は47.1%に達し、それだけ多くの人が心理的圧力を感じていることも調査で確認されました。加えて主催者側も、ゲストが結婚式の出席を負担に感じていると理解しており、48.5%が「ゲストの負担を考慮し、招待を控えた経験がある」と述べています。
主催者と参列者の両者が互いに不安を抱えている現状が見え、特に若い世代が経済的な事情から参加を躊躇していることに、時代の変化を感じざるを得ません。
結婚式の価値を見直すべき時期
しかし、実際には両者の認識にはズレがあります。主催者は不参加でも気にしないという意見が53.8%を占めており、参加しなければいけないというプレッシャーを感じているのは、むしろ参列者側の方が強いのです。
このような現状の中で、「もっと気軽に欠席しやすい結婚式の雰囲気があれば、招待しやすくなる」と語る主催者も66.9%に達しました。出席の判断をより自由にできる環境が整えば、結婚式自体の在り方も変わるかもしれません。
トキハナの新たな取り組み
トキハナでは、従来の招待されれば必ず参加するという慣習を見直し、参加・不参加を柔軟に選べるシステムを推進しています。この新たな価値観が広がることで、結婚式の参加を希望する人々の想いや負担を軽減し、「参加したいと感じた人が集まる場」を構築できるよう試みているのです。
結論
結婚式にまつわる価値観が変化しつつある今、私たち一人一人が結婚式の参加方法やご祝儀に対する考え方を見直すことが求められています。お祝いの形は柔軟であり、人々が自分らしい選択をできる環境の創造が、これからの時代において重要となるでしょう。