大学生がシニアと共に楽しむ大阪・関西万博プロジェクトの魅力

大学生とシニアが一緒に万博を楽しむ挑戦

大学生の交流とシニア世代のサポートを目的とした「シニア万博」プロジェクトが、追手門学院大学で始まりました。この取り組みでは、学生たちがシニアの方々に対し、大阪・関西万博へのスムーズな参加を手助けします。プロジェクトは、特に高齢者向けのスマホ教室の運営から生まれました。

参加者のニーズを重視した企画

茨木市在住のシニアたちからは、「万博に行きたいけど、チケットのオンライン予約が難しい」といった声が上がっていました。このニーズを受けて、学生たちはシニアの方々と共に体験を共有できるプログラムを模索しました。これが「シニア万博」という名のプロジェクトに発展しました。

スマホ教室からのステップ

プロジェクトの中心となる「高齢者スマホ教室」は、学生たちがシニアの方々のスマートフォン使用をサポートすることで、デジタル社会でのつながりを強める活動です。9月5日と10日には、スマホ教室の特別版として「事前予約会」を実施し、参加者は大学生と一緒に万博IDを作成し、チケットの予約を行いました。学生のサポートを受けながら、シニアの方々は自信を持って万博への参加準備を進めました。

当日のサポートもバッチリ

万博の日は、学生がシニアの方々をバスで会場に送り届け、その後の観覧では必要なサポートを行います。これにより、世代を超えた交流が生まれ、新しい体験が共有されることを目指しています。学生がシニアに寄り添いながらサポートすることで、コミュニケーション能力や問題解決力を身に付けることも期待されています。

まとめ: 学びの場としてのプロジェクト

「シニア万博」は、追手門学院大学が学生の主体的な学びを支援する「追大WILプログラム奨励金」を活用して行っています。学生たちが自ら企画・運営し、地域のシニアと共に新しい経験を積むことで、実践的な学びの場が提供されています。この取り組みは、ただのイベントにとどまらず、学生とシニアの双方にとって成長の機会となることが期待されています。これからも、世代を超えた新しいつながりを築いていくことでしょう。