学生たちが創り出す「京都丹波の魅力」
12月から映画館にて上映が始まる、京都丹波に関する15秒のPR動画コンテスト「京都丹波みどりの里まつりAWARD」。このコンテストは、全国の大学や専門学校に通う学生たちが、食農と環境、アートをテーマにした短編動画を制作し、その中から最優秀賞と優秀賞が選ばれました。
京都丹波みどりの里まつりAWARDとは?
第43回全国都市緑化フェアin京都丹波に先立ち、実行委員会は学生たちに「京都丹波」の魅力を伝える動画を作成する機会を提供しました。最優秀賞を受賞したのは、京都芸術大学の和田紗耶加さんの作品「あなたと生きゆく」。この作品は、自然と人々の営みが共存する京都丹波の美しい風景を、映像美で表現。また、映像の響きは空気や時間の流れを感じさせ、観る人々に土地の息吹を届けます。
受賞者の思い
和田さんは受賞の喜びと共に、京都丹波を巡った際の思い出を語りました。初めて亀岡の土を踏んだときに感じた「帰ってきた」という感覚や、地元の人々との出会いを通じて、この土地と共に生きていることを実感したといいます。「私も、ここで生きている。ただ知らなかっただけで、未来も京都丹波は私たちと共に生き続ける」とのメッセージを込めました。
他の優秀作品
優秀作品には、以下の4つが選ばれました。
1.
「僕の知らなかった“みどり”」 - 映画学科の乾万結子さん・大隅悠湖さん
2.
「絵日記」 - グラフィックデザインコースの匿名
3.
「京都丹波の魅力をギュッと!!」 - 舞台デザインコースの藤本朋花さん
4.
「第43回全国都市緑化フェア in 京都丹波【京都丹波みどりの里まつり】PR」 - 商学部の宮本莉玖さん
この作品たちは、京都丹波フェアのテーマを表現しながら、地元の人々や日常の生活に寄り添った視点から新たな映像表現をもたらしました。学生たち独自の感性が光る作品たちです。
公開予定と今後の展開
最優秀賞の作品は、関西圏の映画館で12月から上映が予定され、公式YouTubeでも視聴可能になります。また、PRブースなどで、全国都市緑化フェアのプロモーション動画としても使用されます。
全国都市緑化フェアとは、毎年日本各地で開催される「花と緑の祭典」であり、今年は京都丹波を舞台に「食農と環境そしてアート」をテーマにしたフェアを行います。これを機に、訪れる人々と地元の人々が交流し、新たなライフスタイルの発見につながることを目指しています。
お問い合わせ先
【第43回全国都市緑化フェアin京都丹波実行委員会事務局】
電話:0771-21-8301
住所:亀岡市安町野々神8番地
Email:
[email protected]
このプロジェクトが、多くの人々に京都丹波の魅力を伝えるとともに、次世代の映像制作者たちの新しい感性に触れる機会となることを期待しています。