株式会社リアルゲイトが新たにホテル事業に参入
東京都渋谷区を拠点とする株式会社リアルゲイトは、今までの築古ビル再生のノウハウを活かし、新たに「REALGATE Hotel Project」を始めることを発表しました。このプロジェクトは、リアルゲイトが手掛けてきた100棟を超えるクリエイティブオフィスの企画運営経験をもとに進められます。
ホテル事業発足の背景
リアルゲイトは、長年の活動により築古ビルの再生を手掛け、オフィスやショップ、イベントスペースなど多様な不動産ソリューションを提供してきました。ホテルという形態を新たに加えることで、地域の活性化と多様な人々の交流を生み出すことを目指しています。特に欧米においては、古い建物がホテルとして改装されることで、地域の文化を発信する拠点となっている例が多いことから、日本でも同様のアプローチを取ることを決定しました。
未来の展開
このプロジェクトの第一弾として、2026年1月に渋谷区幡ヶ谷一丁目に「SHIFT HOTEL」をオープンする予定です。幡ヶ谷を皮切りに、渋谷区・神南や港区・東麻布など、多様な地域でのホテル展開を計画中です。各地域の特徴を活かしたコンセプト設計を通じて、その地域に根付いた魅力的な場を創り出します。
「SHIFT HOTEL」について
「SHIFT HOTEL」は、築古をコンバージョンしたホテルで、リアルゲイトの再生技術とプロジェクト力を最大限に活かした施設になります。客室は、生活に必要な設備を整え、多様な利用シーンに応じた設計となっています。また、地域の文化を体感できるような工夫も多数されており、宿泊客は単なる滞在ではなく、文化交流や地域体験を楽しむことができるでしょう。
特に、客室デザインやアートには地元の企業やアーティストが参加し、幡ヶ谷の文化を反映した空間を提供します。ホテルのロゴは、ユタ州のデザインスタジオが手掛けたもので、SHIFTという言葉の持つ変化や移動を表現しています。
協業と運営支援
ホテルの運営においては、AIとテクノロジーを用いた運営効率化を実現するAXカンパニーである株式会社SQUEEZEとの協業が行われます。SQUEEZEは、自社開発のホテルソリューションを提供しており、リアルゲイトの再生ノウハウと組み合わせることで、新しい街づくりの形に寄与することを目指しています。
まとめ
リアルゲイトが新たに取り組む「REALGATE Hotel Project」は、築古ビルの再生を通じて、地域との交流を促進し、新しい価値を生み出そうとしています。今後の展開にも注目が集まる中、幡ヶ谷の「SHIFT HOTEL」、そしてその後の新たな施設がいかに地域に根付くかが期待されます。予約開始は11月を予定しており、今から非常に楽しみです。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。