CO-GROWTHプログラム
2024-11-21 14:34:20

柏の葉スマートシティに新たな道を示す共成長ビジネスプログラム「CO-GROWTH」が誕生

柏の葉スマートシティに新たな風が吹く



千葉県柏市の柏の葉スマートシティで、街の住民と企業が手を携えながら新商品や新サービスを開発する、共成長ビジネスプログラム「CO-GROWTH」が始まりました。このプログラムは、これまで培われてきた「実証の場の提供」や「多様なプレイヤーとの共創」という要素を一つにまとめ、革新的なビジネスソリューションを提供します。

新たな取り組みの意義



「CO-GROWTH」は、柏の葉エリアが持つ多様な機能を活用しながら、地域の社会課題を解決することを目指しています。これまでにない取り組みとして、参画企業は研究・開発(R&D)から実証実験(PoC)、そして社会への実装まで、ワンストップでカスタマイズされた支援を受けられます。

先行事例として、株式会社明治とのコラボレーションがあります。「柏の葉スマートシティ×明治ヨーグルトで街にミライをプロジェクト」では、地域の住民を対象に健康活動を推進するためのプログラムが行われました。このプロジェクトの成功により、柏の葉スマートシティ内におけるさらなる連携が期待されています。

人々の多様性を活かしたコラボレーション



柏の葉スマートシティには約1.3万人が住んでおり、地域には東京大学、千葉大学、国立がん研究センターなどの研究機関が密集しています。こうした背景を活かし、共成長に対する意欲を持った住民や企業、アカデミアとの積極的な協業が求められています。

UDCKタウンマネジメントは、こうしたプログラムを通じて、生活者の声を企業の商品やサービスに反映させ、イノベーションを加速させる体制を整えています。さまざまな研究機関との連携により、解決すべき社会課題に正面から取り組む姿勢が鮮明です。

プログラムの仕組みと内容



「CO-GROWTH」プログラムでは、以下の3つのソリューションを提供します。

1. 研究・開発(RESEARCH & DEVELOPMENT)
参加企業は、地域の健康に関するデータを活用し、研究機関と共同で新技術や商品の開発を行います。

2. 実証実験(PROOF OF CONCEPT)
新しいサービスや商品の実験を公共空間や商業施設で行い、利用者からの実際のフィードバックを得る機会が用意されています。

3. 実装・発信(SOCIAL IMPLEMENTATION)
実証された技術やサービスを住民に実装し、街から社会全体に新たな価値を提供します。

これにより、生活者は身近な存在として企業ともつながり、地域の課題解決に貢献できるようになります。

未来に向けた活動の展望



柏の葉スマートシティでは、多様なコミュニティ形成が進められています。「みんなのまちづくりスタジオ」や「まちの健康研究所 あ・し・た」など、生活者が主体となり、企業や専門機関と共に新たな取り組みを模索しています。

例えば、「まちの健康研究所 あ・し・た」では、健康に対する関心が高い地域住民が参加し、新たな健康増進プログラムを共同で開発しています。このように、地域の声をしっかり取り込むことで、実際に役立つサービスを提供し、住民の健康や生活の質を向上させることを目指しています。

「CO-GROWTH」プログラムは、単なるビジネスの枠に留まらず、地域の未来を共に築いていくための重要なプラットフォームとなることでしょう。これからの展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
三井不動産株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
電話番号

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