インパクトスタートアップ協会が目指す革新
インパクトスタートアップ協会(ISA)は、「社会課題の解決」と「持続可能な成長」を両立させることを目的に、新たなパーパスを掲げました。その内容は、"社会課題解決に挑戦し、ソリューションが実装される土壌を創る"というものです。この刷新により、協会は運営体制の強化も図り、よりインパクトのあるエコシステムを構築しようとしています。
パーパス刷新の背景
ISAは2022年10月に設立されて以来、スタートアップエコシステムの構築に注力してきました。当初設立時は23社だった正会員が、現在では325社にまで拡大し、さらに15社の大企業や団体が賛同会員として参画しています。活動内容は情報共有に止まらず、「IMPACT STARTUP SUMMIT」の開催や全国での登壇を通じて発信を行い、大企業や地方自治体と連携を深めるなど、本格的なプラットフォームへと発展しました。
スタートアップが社会課題に取り組みながら持続的に成長し、次代の業界を牽引する存在へと成長するためには、事業性と社会性の両方を兼ね備えた経営が求められます。このため、ISAは社会課題を直接解決する主体ではなく、スタートアップがそれぞれの課題と向き合える環境を構築する役割を新たに位置づけ、パーパスを刷新しました。
新たな活動方針
ISAは新パーパスをもとに、次の5つの活動方針に基づき活動を行います:
1.
ナレッジの共有 - 正会員の知見を体系化し、広く情報を共有します。
2.
発信の支援 - 正会員の認知度を向上させるための支援を行います。
3.
大企業・行政との連携促進 - 資金調達や協業の機会を創出します。
4.
政策提言の支援 - 専門家と協力し、スタートアップの挑戦をサポートする制度づくりを推進します。
5.
経営陣ネットワークの深化 - 経営陣同士が互いに支え合うコミュニティを形成していきます。
運営体制の強化
今回のパーパス刷新に伴い、運営体制も強化されました。株式会社カケハシの中尾豊氏が理事に就任し、創設時から理事を務めていた松田崇弥氏の後任として、曽根秀晶氏が新たに理事に選ばれました。また、監事には法律事務所リンクレーターズの渡邉貴久氏が就任し、多様な視点からの運営体制が整いました。
中尾氏は、社会課題解決を起点としたビジネスの重要性を強調し、持続可能な仕組みの再構築が日本経済の新たな成長につながると確信しています。曽根氏は、スタートアップのビジネスモデルが社会課題の解決と直結する時代を背景に、志を同じくする仲間と共にインパクトを広げていきたいと述べています。
今後の展望
ISAは、今後もスタートアップや大企業、自治体との連携を強化し、社会課題解決に向けた環境を整えていく方針です。新パーパスのもと、熱意をもって参加できる経営者を募集し、社会実装を加速させる仲間を求めていきます。また、2026年の7月頃を目処に、新たな正会員募集も計画しているため、関心のある方はぜひプレエントリーを行うことをお勧めします。
ISAは、今後も社会課題の解決と持続可能な成長を目指し、多様なステークホルダーと共に実績を積んでいくことで、より良い社会の実現に向けて邁進していく所存です。