ウクライナ研究センター寄付
2024-10-08 21:02:58

神戸学院大学に開設されたウクライナ研究センターへの寄付について

ウクライナ研究を支援する新たな拠点、神戸学院大学



神戸市に位置する神戸学院大学内に、「松口正記念 ウクライナ研究センター」と「在神戸ウクライナ名誉領事館」が設立されました。この設立を受けて、OSPホールディングスが寄付を行うことが発表されました。これは、ウクライナの歴史や文化への理解を深め、持続的な支援を促進する狙いがあります。

寄付の背景


OSPグループの代表である松口正社長は、公益財団法人松口奨学会を通じて、国際貢献を目指す学生に奨学金を支給しています。この奨学金の受給者の中にウクライナ出身の学生が在籍していたことが、今回の寄付に繋がったきっかけです。2023年3月には、岡部教授が「本当のウクライナ - 過去、現在、未来 -」というテーマで講演を行い、日本とウクライナ間の交流の重要性が再認識されました。

研究センターの役割


「神戸学院大学 松口正記念 ウクライナ研究センター」は、インド太平洋地域では初のウクライナ研究を専門に行う拠点です。研究テーマはウクライナの政治、経済、文化、歴史など多岐にわたります。このセンターの運営や研究活動を支えるための寄付金は、研究者の採用、シンポジウムの開催、名誉領事館の運営にも充当されます。

センター所長について


センター所長には、岡部芳彦教授が就任しました。岡部教授は歴史学と経済学の博士であり、ウクライナ研究の第一人者とされています。これまでに22本の論文を発表し、ウクライナの政治や経済に関する広範な研究を行ってきました。ウクライナへの訪問経験も豊富で、要人との交流を重ね、同国から名誉の称号も授与されています。

OSPホールディングスの理念


OSPホールディングスは、1954年に設立された総合パッケージ企業で、全国各地に生産拠点を持ち、時代のニーズに応じた事業を展開してきました。寄付の背景には、「学ぶ機会は平等に」という松口社長の信念があり、国境を越えてウクライナの未来を支える意義が含まれています。

これからの展望


この基金を通じて、ウクライナ研究が進展し、日本とウクライナのより良い関係が築かれることが期待されます。文化や経済の分野での交流が進むことによって、両国にとって有益な関係がさらに強化されるでしょう。寄付によって得られる研究成果が、ウクライナ支援の新たなモデルとなるかもしれません。寄付の実績を通じ、未来の国際関係の構築に向けた一歩を踏み出しました。


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会社情報

会社名
株式会社OSPホールディングス
住所
大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8OSP味原本町ビル
電話番号
06-6763-7110

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