イグスが新しい生産拠点「栃木さくら工場」を開設!
イグス株式会社が、栃木県さくら市に新しい工場「栃木さくら工場」を開設しました。この工場は日本市場における需要の拡大を受けており、安定した供給体制を確立するための重要なステップと位置付けられています。2026年6月22日に稼働を開始する予定で、数日前に行われた竣工式には約50名が参加し、その完成を祝いました。
新工場の立地と設計理念
栃木さくら工場は、栃木県内の従来の4つの拠点を統合して新設されたもので、これにより工場と倉庫間の輸送を排除し物流の効率化を図ります。また、在庫保管能力は、以前の4拠点に比べ約70%も増加する見込みです。
新工場の設計はイグスのドイツ・ケルン本社工場の思想を受け継いでいます。壁や柱を極力排除し、自然光を多く取り入れることで、開放感と柔軟性に富んだ空間が創造されています。イグスの独自の組織哲学「ソーラーシステム」も反映されており、社員が自由に連携をとれる柔軟な環境が整えられています。
見どころ
新工場では、エントランスホールに「ソーラーシステム」の理念を視覚的に示すスケッチ画パネルが設置されており、来訪者に明るい印象を与えます。また、倉庫エリアは大空間を設け、高層ラックを導入して効率的な保管を実現。天窓や高窓からは自然光が差し込み、労働環境の改善にも貢献します。
特筆すべきは、オフィスと倉庫エリアがガラス張りであること。これにより現場と事務所の隔たりがなくなり、部門間でのスムーズなコミュニケーションが促進されます。
未来への展望
イグスの吉田剛代表取締役は、「この新たな拠点を活かし、製品供給体制の強化や品質向上に努めていく」との意気込みを語っています。また、ドイツ本社のCEO、アーチュア・ペプリンスキー氏も「栃木さくら工場の設立は、日本市場への長期的なコミットメントを示すもの」と強調し、お客様との関係性を更に深めていきたいと述べています。
工場概要
- - 稼働開始日: 2026年6月22日
- - 所在地: 栃木県さくら市上阿久津1518-1
- - 敷地面積: 約42,000㎡
- - 延床面積: 約10,000㎡
- - 取り扱い製品: ケーブル保護管、可動ケーブル、樹脂ベアリングなど
- - 投資額: 35億円
- - 人員数: 86人(2026年6月時点)
新工場外周には桜の植樹も行われ、約5,000㎡の用地が確保されているため、今後の成長に応じた拡張も可能な設計となっています。新しい「栃木さくら工場」がどのようにイグスを変革させ、日本市場での価値提供に貢献していくのか、今後の動向に注目です。