星野リゾートの2024年秋の入社式
星野リゾートは2024年10月5日に、新しい仲間を迎える入社式を福島県にある磐梯山温泉ホテルで開催しました。今回は101名の新入社員が参加し、彼らの旅立ちを祝う特別な一日となりました。
入社式「契りの会」では、星野リゾートの代表である星野佳路氏が新入社員に心温まる挨拶を行い、これからの職業人生に向けての意気込みを促しました。代表からの激励に続いて、各新入社員はあらかじめ準備された布に手形を押す「契りの手形」を行いました。この手形には、会社と社員の特別な絆が込められており、単なる雇用関係を超えた深い意味があるのです。
新入社員研修「Warm-up Camp」の内容
新入社員は、入社式の前に「Warm-up Camp」という研修を受け、ホテル運営や組織の価値観について学びます。今年の研修テーマは「CAMP!CAMP!!CAMP!!!」。これは、シンギュラリティ時代(人工知能が人間の知性を超える時代)を見据えたもので、新たな時代での成長を促す目的を持っています。
研修では、自ら問いを立てる力や判断力、表現力の重要性を認識し、様々なディスカッションを通じて、多様な仲間と協力することの難しさと楽しさを体験します。このような経験が、新入社員の今後のキャリアにプラスになることは間違いありません。
多様な入社時期を持つ星野リゾートの新しい取り組み
近年の星野リゾートでは、柔軟な入社時期を設けています。4月、6月、10月、2月の四季それぞれで募集が行われ、新入社員は自らのタイミングで入社できるシステムです。これにより、卒業旅行や学生時代のやり残したことに時間を使うことができ、各々が最良のタイミングで新たなスタートを切ることができるのです。
今年度の各入社時期での新入社員は、過去最高の1,050名を見込んでいます。入社時期の分散化は、より多くの人材が入社しやすい環境を創出する取り組みの一環となっています。
結び
星野リゾートの入社式は、仕事のスタートにとどまらず、仲間との絆を深め、未来への希望を象徴する重要なイベントです。新たに加わった101名の社員は、これから全国各地の星野リゾート施設で活躍し、会社の未来を支える重要な役割を担っていくことでしょう。今後の彼らの成長と活躍に期待が寄せられています。