岩手の新ワーケーション
2022-10-21 11:43:01
岩手八幡平市で進化するワーケーションの新たなモデル事業
岩手八幡平市で進化するワーケーションの新たなモデル事業
岩手県八幡平市がフルリモート社員のワーケーションのモデル地域として選ばれ、注目されています。この取り組みは、地域と企業の連携による新しい働き方を示しています。カラビナテクノロジー株式会社、福岡を拠点とする先進的な企業が中心となり、社員のウェルビーイングやチームビルディングを促進する機会を提供することが目的です。
カラビナテクノロジーの取り組み
カラビナテクノロジーは全国各地のメンバーがフルリモートで働くユニークな企業であり、自身の働き方を決定する自由度が特徴です。リモートワークを基本としながらも、社外とのコラボレーションを図るため、社員の提案によりワーケーション制度を設けています。この制度を通じて、八幡平市の安代地区が新たな実践地域に選ばれました。
このプロジェクトでは、対面でのチームビルディングを重視し、社員同士が集まることで生まれる新しいアイデアやコミュニケーションの強化を目指しています。カラビナテクノロジーは、地域課題の解決やビジネスの可能性の探求も同時に実施する考えです。
八幡平市の取り組み
八幡平市は2020年度から観光業者やフリーランスの集いの場として「ワーケーション」を推進してきました。この取り組みは、フリーランスの誘致や地域経済の活性化を目的にしており、安比高原エリアを中心とした活動が展開されています。特に、新安比温泉静流閣ではワーケーション専用のコワーキングスペースを設け、スタッフの利便性を高めています。
新安比温泉では、滞在中に利用できる快適なワークスペースに加えて、強塩泉の癒しと健康的な食事を提供。周辺の七時雨山荘では、屋外サウナの利用も可能で、身体的なリフレッシュを図ることができます。
実施概要とスケジュール
事業は定期的に実施され、第1回目は2022年10月26日から29日の間に行われました。初日は社員の集合、2日目にはサウナ体験を融合させたワーケーションが行われ、3日目にはミーティングの準備が整います。第2回目は地域課題解決に焦点を当て、地域企業へのヒアリングなどを実施。
今後も新たなテーマを設定してワーケーションを進め、毎回異なる視点から地域と企業の関係性を深めていく予定です。
この新たな取り組みは、企業の働き方改革と地域活性化の一助となるでしょう。八幡平市とカラビナテクノロジーの連携は、今後のワーケーションのモデルケースとして多くの企業や地域に影響を与えそうです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社八幡平DMO
- 住所
- 岩手県八幡平市大更第25地割68番地2開福ビル2階D号
- 電話番号
-
0195-78-8882