世界に開かれた岐阜県づくり
岐阜県は、誇りの持てる地域づくりを進めるため、国際交流に力を入れています。今年の秋には、リトアニア、フランスのアルザス、ハンガリーなどの国とさらに深い交流を図る事業が実施されます。これらの事業は、岐阜県の魅力を発信するイベント「清流の国ぎふ」文化祭2024の一環として行われます。
「清流の国ぎふ」文化祭2024について
「清流の国ぎふ」文化祭2024は、2023年10月14日から11月24日までの42日間、岐阜県内の全42市町村で開催される大規模な文化イベントです。キャッチフレーズは「ともに・つなぐ・みらいへ ~ 清流文化の創造 ~」。この祭りでは、岐阜の自然、歴史、伝統、文化を体験しながら、地域の発見や発信を通じた交流が行われる予定です。
今回の文化祭では、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、誰でも参加できるイベントが多数用意されています。これによって、人々のつながりや生きがいを創出し、新しい未来の創造につなげていく狙いがあります。具体的には、333の事業が予定されており、その中には地域の文化を体験できるアート体験や、伝統技術の保存・継承が含まれています。
国際交流プログラムの紹介
文化祭の一環として、特に注目したいのは「海外・国内大交流プログラム 〜踊りでつながる岐阜と世界〜」です。これは、踊りを通じて日本や市町の文化に触れることができるイベントで、誰でも参加できる郡上踊を楽しむことができます。また、このイベントではリトアニアやインドネシアの伝統的なダンスや音楽も披露予定です。
さらに、世界各国のグルメや物産ブースも出店し、多様な文化を体験することができます。特別ゲストとして、お笑い芸人の「みやぞん」も登場予定です。プログラムは現地の信長ゆめ広場や、杜の架け橋で行われ、10月19日には無料で参加できる予定です。
各国との交流事業
リトアニアとの交流事業では、杉原千畝氏の「命のビザ」発給の歴史を受け継ぎ、文化、学術、観光等での相互交流が行われています。また、ハンガリーの陶芸作家による交流展も開催され、10月18日から岐阜県現代陶器美術館でアートに触れられる機会が提供されます。
フランス・アルザスとの交流では、内外の食文化が融合したイベント「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」が10月16日に予定され、地元の食材とともにフランスの料理を楽しむことができます。
まとめ
岐阜県の国際交流事業は、地域の魅力を発信しながら、他国との友好や文化交流を深めていく大きな機会となります。これを通じて、地域のつながりや誇りを再確認し、共生・共創社会の実現を目指しています。興味がある方はぜひ公式サイトを訪れて、詳細情報をチェックしてください。