若者フォーラム2024で選挙参加の重要性を訴えるイベントが成功裏に開催

若者フォーラム2024 選挙行きたくなる‐1グランプリが開催されました

2025年2月28日、東京都港区の草月ホールでは「若者フォーラム2024 選挙行きたくなる‐1グランプリ」が開催されました。このイベントは、若者の政治に対する関心を高め、投票の重要性を実感してもらうことを目的としています。イベントには、ジョイマン、滝音、そいつどいつ、エルフといった人気お笑いコンビが参加し、それぞれにオリジナルの選挙ネタを披露しました。さらに、特別ゲストとしてグローバルボーイズグループ「INI」の後藤威尊も登場しました。

イベントの流れ

イベントの開場は17:30、開演は18:00で、参加者たちはステージでの楽しいショーを心待ちにしていました。オープニングが始まると、MCを務める陣内智則がまずは会場の若者たちに向けて「多くの方が来てくれて嬉しいです」と声をかけ、和やかな雰囲気を演出しました。

続いてステージには、選挙ネタを披露する芸人たちが次々と登場します。最初に登場したのは「そいつどいつ」で、市長選の候補者が演説中におじいさんと衝突するストーリーが展開され、観客たちはその予想外の展開に大笑いしました。次に、「滝音」が登場し、若者の選挙に対する複雑な思いを漫才を通して表現し、最後は重要な選挙の知識をも得ることができました。

エルフは特に印象的で、候補者を演じるはるが小道具の台車に乗る姿が笑いを誘いました。彼らもまた、まともに選挙を理解することの難しさをコミカルに描き出しました。トリを務めた「ジョイマン」は、そのダンスとダジャレで会場を大いに盛り上げ、選挙への興味を若者に呼びかけるメッセージを発信しました。

投票タイムと結果発表

ネタの披露が終わると、観客がそれぞれのネタに投票する時間が設けられました。観客たちは、実際の選挙で使われる投票用紙に記入し、投票箱に落とします。観客の投票が終了するまでの間には、立命館宇治中学校・高等学校の杉浦真理先生が選挙についての話をして、若者にとって身近な問題である選挙の重要性を訴えました。「103万円の壁」問題を例に出し、税金や政治がどれほど彼らに影響を与えるかを説明しました。

そして投票結果の発表が行われ、参加した芸人たちが緊張感を持って待つ中、結果が発表されました。エルフが104票で見事に優勝し、続いて91票の滝音、最後にジョイマンが9票でギリギリの結果となりました。

優勝者のコメント

最後、エルフのメンバーは優勝を素直に喜び、政治と芸人ネタの組み合わせの面白さに加え、選挙への理解を深めたことに感謝しました。また、後藤も改めて選挙の大切を再認識し、ファンや仲間に投票を促す意義について言及しました。

陣内のサプライズ

イベント終了後、陣内が自腹で賞金を用意し、エルフのメンバーにそれを渡すというサプライズもありました。荒川は、その嬉しさを隠せず「頑張ってよかった」と笑顔を見せる一幕もありました。

このイベントの様子は、YouTube「総務省動画チャンネル」でも現在ご覧いただけます。次世代の政治参加に向け、若者たちの意識が少しでも高まることを願っています。