平安時代の総合芸術「淹茶道」体験会
源氏物語の舞台で味わう茶の世界が、静岡県熱海市に再現されました。平安時代に思いを馳せて、淹茶の文化に触れる特別な体験会が開催されます。参加者は平安の衣装を身にまとい、当時の様式を再現した空間で楽しむことができます。加えて、歴史的なお茶菓子を口に運びながら、初めて日本に伝来したお茶を体感できる貴重な機会です。
淹茶とは
淹茶は、日本の茶道文化を先導した千利休が生きた700年前にさかのぼります。最澄が日本に初めて茶を持ち込んだ頃の流儀を現代に復活させたもので、著名な「嵯峨天皇」「空海」「最澄」の三人の偉人を流派の祖としています。この文化は、五感を使ってお茶を楽しむことを大切にし、古くから伝わる作法に基づいています。
この度の体験会では、淹茶道の二代目宗師にあたる中西景皇氏と副家元の中西景記氏が装束で点前を披露します。彼らによる淹茶の解説や、唐から来た茶の歴史に関する話を聞くことができますので、好奇心が刺激されます。特に源氏物語に興味のある方にとって、歴史的な背景を知る良い機会となるでしょう。
体験会の詳細
体験会は2022年9月14日に行われ、午前と午後のセッションから選べるようになっています。具体的なスケジュールは以下の通りです:
- - ① 10:00 ~ 12:00
- - ② 13:30 ~ 15:30
- - ③ 16:15 ~ 18:15
参加希望の企業は、日程の調整も可能です。体験カウンターでは、参加者は靴下を履いて、靴を脱いだ上で体験に挑むことが求められます。
イベントの会場
この体験は、来宮神社にほど近い浮月院にて行われます。アクセスは、JR来宮駅から徒歩30分、またはタクシーで10分。バスの便も利用でき、駅からの送迎サービスも利用可能です。
参加方法
報道関係者の方々には、特別な体験会にご招待しております。具体的な内容については、事前にお問い合わせをお願いいたします。
この機会に、平安時代の茶道文化と源氏物語の世界観を体感してみてはいかがでしょうか。若い世代の方々にも楽しんでもらえる内容となっていますので、是非ともご参加ください。
お問い合わせは平安朝茶道『淹茶道』体験イベント事務局まで、詳細な情報をお待ちしております。