ククレブグループ、不動産テックサービス強化に向けた新施策を発表
ククレブ・アドバイザーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:宮寺之裕)の連結子会社であるククレブ・マーケティング株式会社は、情報支援ツール『CCReB Clip(ククレブクリップ)』のシステム改修を行い、データマーケティングソリューションを強化することを発表しました。2025年2月からは新たにサブスクリプション販売を開始する予定です。
サービス強化施策
1. 資料分析対象の大幅拡充
これまで『CCReB Clip』は、上場企業の「中期経営計画書」を中心にデータ提供を行ってきましたが、システム改修により分析対象資料の種類を増やすことが決定しました。具体的には、これまでの「中期経営計画書」に加えて、次の資料も新たに分析対象となります:
- - 有価証券報告書(2016年以降のデータ)
- - 統合報告書(2021年以降のデータ)
- - サステナビリティレポート(2021年以降のデータ)
- - IR資料(2018年以降のデータ)
このように分析対象を拡大することで、上場企業に関するデータマーケティング力を飛躍的に向上させ、特に不動産テックビジネスにおけるCRE(企業不動産)関連データの整備を進めることが期待されています。
2. サブスクリプションによる資料閲覧サービスの提供
これまでの情報支援ツールは、テキスト抽出したデータリストをスポット販売していましたが、今回の改修により新たにサブスクリプションメニューを追加します。これにより、約4,000社に関連する上場企業の経営戦略資料の検索や閲覧が可能になります。具体的な内容としては、各企業のホームページにのみ掲載されている任意開示資料を含む中期経営計画や統合報告書、サステナビリティレポートの取得が可能です。
この新たなサービス展開により、不動産業界のみならず、シンクタンク会社やコンサルティング会社、マーケティング会社などに利用されることを目指しています。収益基盤の強化が期待されます。
サービスの利用例
たとえば、営業活動において、「特定の経営課題を持つ企業をターゲットにしたい」といったニーズに応えるリスト作りが可能になります。また、「このキーワードに言及している企業数を年別で知りたい」といったデータ要求にも迅速に対応します。これにより、利用者はより精密なマーケティング戦略を展開できるようになるでしょう。
まとめ
ククレブグループによる不動産テックサービスの強化は、単にデータ提供のバリエーションを増やすだけではなく、ビジネスの基盤を確立し、新たな収益源の確保を図る前向きな施策です。今後の動向に注目です。
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会社概要
- - 会社名:ククレブ・マーケティング株式会社
- - 代表:宮寺 之裕
- - 所在地:東京都千代田区内神田一丁目14番8号 KANDA SQUARE GATE 8F
- - 事業内容:データマーケティングソリューションの提供、コンサルティング、ポータルサイトの運営
- - 設立日:2021年10月14日
- - URL:https://mktg.ccreb.jp/