タクシーの声を集める
2021-04-14 11:00:06
名古屋のタクシーサービスに若年層の声を反映させる新たな試み
名古屋のタクシーサービスに若年層の声を反映させる試み
名古屋市で展開されるタクシーサービス、つばめタクシーが新たに若年層向けのモニター制度を導入しました。この取り組みは、利用者からの生の声を集め、サービス向上を図ることを目的としています。
モニター制度の概要
つばめタクシーでは、若年層のニーズをより良く理解するために、タクシーモニター制度を実施します。モニターの参加者は、約3ヶ月の間に、月平均12回、合計36回つばめタクシーを利用し、その体験を評価します。乗車代として36,000円、また参加者には謝礼として12,000円が支給されるという、この制度に興味を持つ方々が増えていることでしょう。
モニター期間中には、必ず3回の会議に参加し、経営陣との意見交換も行います。これにより、参加者は日頃のタクシー利用時に感じることを直接伝えることができ、自分たちの意見がサービス向上に繋がるという実感を得られます。
参加資格と申し込み方法
名古屋市内及び近隣に住む30名が対象となっており、参加希望者は4月14日から29日までの期間に応募できます。応募は、指定のWebサイトからの申し込みまたは郵便はがきでの申し込みが可能です。これまで紙の応募方式が中心だったため、若年層からの参加が少なくなっていたという問題を解決するため、気軽に参加できる方法が採用されています。
若年層のニーズ把握の重要性
つばめ交通協同組合は、名古屋エリアでタクシー業務を展開し、地域に密着したサービスを提供していますが、近年では若年層からのモニター参加が減少していました。これに対処するため、中小企業の好生館プロジェクトが協力し、SNSを通じて若い世代への情報発信を強化します。学生イベントやインターンシップを通じて培ったノウハウが活かされ、モニター制度への参加促進が図られています。
つばめ交通協同組合と好生館プロジェクトの展望
つばめタクシーグループの理事は、今回の取り組みにより、20代や30代の利用者からのフィードバックを得る機会を持てることに期待を寄せています。株式会社好生館プロジェクトの代表は、このモニター制度が多くの若者にタクシーへの関心を促し、コロナ禍でも多様な移動手段として利用してもらえるようにしたいとの意向を示しています。若者の意見が反映されることで、名古屋のタクシー業界がより一層活性化することを見込んでいます。
まとめ
この取り組みは、タクシー業界全体のサービス向上に向けた一つの試みであり、若年層のニーズを理解することで、より良いサービスを提供することを目指しています。今後のモニター制度の成果に注目です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社好生館プロジェクト
- 住所
- 名古屋市中区錦1-10-12 服部ビル10F
- 電話番号
-
052-211-8152