新プラン「CASTER BIZ accounting for 税理士事務所」登場
株式会社キャスターが2025年6月12日より、税理士事務所向けの新しいプラン「CASTER BIZ accounting for 税理士事務所」を提供開始します。このプランは、税理士業界のデジタルトランスフォーメーション (DX) を支援し、業務の効率化、人材確保の課題解決、コストの削減、さらには業務品質の向上を実現します。
背景と目的
近年、記帳業務のアウトソース需要が急増しています。キャスターは2017年に「CASTER BIZ accounting」をスタート以来、税理士事務所からの依頼が増加しています。この中で、記帳スタッフの採用や育成が難しくなっている現状も浮き彫りになっています。また、クラウド会計を導入しても、運用が十分でなく、所員への教育が追いついていない場合が多く見受けられます。これらの課題に応えるサービスとして新プランが登場しました。
プラン概要と料金
「CASTER BIZ accounting for 税理士事務所」は、月額112,500円で利用可能で、契約は3ヶ月からとなっています。契約時間は25時間以上で、主な対応内容には仕訳入力、証憑の収集・整理、試算表のレビュー、顧問先へのレポート作成、一時的な問い合わせ対応が含まれています。
このプランは、税理士事務所が本来の税務や経営アドバイスにリソースを集中できる環境を提供します。
特徴
1. 即戦力の実務経験者
プランには、即座に配置できる実務経験者が待機しており、課金は実作業時間のみです。これにより、無駄な人件費を抑えることができます。
2. 業務プロセスの標準化
記帳ルールや証憑授受、レビュー体制をテンプレート化することで、業務の属人化を防ぎ、担当者が変わっても質が保たれます。
3. クラウド会計との連携
freeeやマネーフォワードとの連携により、最大80%の工数削減が可能です。APIやAI、OCR技術を用いて、記帳業務を大幅に効率化します。
導入事例
実際にこのプランを導入した税理士事務所の事例も紹介します。あるA事務所は、業務指示書が未整備で納品が遅れていましたが、マニュアルの整備により業務が標準化され、結果として月5社ペースで委託範囲を拡大できました。
また、B事務所では、記帳担当者6名の採用や育成が負担となっていた問題がありましたが、段階的に34社の記帳を移管し、管理やコミュニケーションコストを削減、人材を新たな顧客獲得に再配置することができたといいます。
キャスターのビジョン
キャスターはリモートワークを常識にすることを目指し、2014年に設立されました。これまでに累計5,500社以上の企業にサービスを提供し、労働人口の減少やAIの進化に対応しています。
人とAIが融合した新しいワークフォースの提供によって、企業の生産性向上と持続的な成長を支援しています。キャスターが目指すのは、働き方の革新と、すべての人々が「人生」のために使える時間を増やすことです。
お問い合わせ
「CASTER BIZ accounting for 税理士事務所」に関する詳細情報や相談は、公式ウェブサイトよりアクセスしてください。