静岡銀行からの支援でデットファイナンスを実施、YTGATEが成長軌道に乗る

株式会社YTGATEが静岡銀行からのデットファイナンスを実施

株式会社YTGATE（本社：東京都、代表取締役：高橋祐太郎）は、2025年9月、静岡銀行を中心とした金融機関から総額1億円の追加デットファイナンスを実行し、創業から2年目で累計約6億円に到達したことをお知らせします。

資金調達の背景と目的

YTGATEは、「決済を最適化し、世界をつなぐ」というミッションを掲げており、企業の決済関連の課題をテクノロジーとコンサルティングを通じて解決する事業を展開しています。今回の追加調達は、今後の事業成長を支えるための重要なステップとして位置付けられています。

創業2年目にして、金銭面で独自の成長を遂げ、外部資本に頼ることなく、キャッシュ・コンバージョン・サイクル（CCC）の管理を徹底して資本効率を高めてきました。2025年8月に至るまで、5つの銀行から約5億円を調達しており、今回の1億円の調達により、累計額は約6億円に達しました。

具体的な調達内訳

- 調達金額：1億円
- 借入先：静岡銀行を中心とする金融機関

このような追加の資金調達は、YTGATEの事業モデルと成長ポテンシャルが評価された結果であり、会社にとっての変革の瞬間とも言えるでしょう。仕組みの整備がシステムの強化につながり、今後の拡大を促進するものと期待されます。

YTGATEの事業概要

YTGATEは、国内外の企業に対し、決済手段の最適化や決済プロセス全体の改善提案を行なっています。また、オンライン決済での売上損失を解消するために、決済承認率の改善支援にも力を入れています。

主な事業内容

1. 決済関連コンサルティング事業
- 最適な決済手段の選定と導入サポート
- 決済プロセス全体の改善提案
2. 決済承認率改善支援
- カード種別や発行会社のデータ分析
- ユーザー体験を損なわない形でのセキュリティ対応
3. YTGuard（SaaS）事業
- 決済承認率のリアルタイムモニタリング
- 不正トランザクション検知機能等

今後の見通し

調達した資金は、決済最適化SaaS「YTGuard」のユーザーインターフェース（UI）の改善や機能拡充、マーケティング活動への積極的な投資等に活用される予定です。これにより、より多くの企業の課題解決に貢献する体制を整えていく計画です。

YTGATEは、持続可能な成長を実現するため、安定した財務基盤を維持しながら、企業価値の向上に努めていく意向を示しています。今後も同社の動向に注目が集まります。