千葉商科大学で開かれる子どもたちのビジネス体験イベント

千葉商科大学が主催する「キッズビジネスタウン®いちかわ」

千葉商科大学は、地域の小学生や幼児を対象にしたビジネス教育イベント「第22回キッズビジネスタウン®いちかわ」を2024年8月31日(土)と9月1日(日)に開催します。このイベントは、2003年から実施されており、「子どもたちがつくる、子どもたちの街」というコンセプトのもと、毎年地元の子どもたち約600人が参加し、多くの保護者と共に楽しむ地域に根付いた行事となっています。

イベントの概要と流れ

「キッズビジネスタウン」は、子どもたちが仮想都市の市民として、実際の仕事を体験する機会を提供します。イベントの進行は商経学部の学生が中心となり、自らの学びを生かしつつ、地域の小学生たちへの教育的な貢献も果たしています。また、他大学からの学生ボランティアも参加し、参加者の体験をサポートしています。

実際の流れ

1. 市民証の取得: 参加者は、イベント会場に設置された市役所で市民証を受け取ります。これが仮想都市で生活するための第一歩です。
2. 仕事を探す: 市民証を持ってハローワークに向かい、さまざまな仕事の中から自分がやりたいものを選び、仕事カードを受け取ります。
3. 実際の仕事体験: それぞれの職業ブースで、選んだ仕事を実際に体験します。
4. 給与受け取り: 仕事を終えた後、銀行に行き、働いた時間に基づいてお給料を受け取ります。
5. 納税: 受け取ったお給料から税金を納めることで、社会の一員としての役割を学びます。
6. 買い物: 最後に、手元に残ったお金で仮想都市内の店舗で自由に買い物を楽しむことができます。

開催情報

本イベントは雨天決行で、参加申込の受付はすでに終了していますが、当日は多くの子どもたちと保護者が訪れることが予想されます。開場時間は10:00から16:00までで、千葉商科大学内にて行われます。

協力機関と支援

今回のイベントには、システム・フューチャー株式会社や市川市消防局、市川警察署といった機関が協力しており、千葉県立千葉商業高等学校や船橋市立船橋高等学校の学生も参加しています。また、千葉県と市川市の教育委員会からも後援を受けています。

この「キッズビジネスタウン」は、単なる遊びの場ではなく、子どもたちが社会の一員としての責任を理解しながら楽しめる貴重な体験の場です。子どもたちが学校で学んだ知識を実生活に活かすための素晴らしい機会となるでしょう。

詳しい情報は、キッズビジネスタウン®いちかわ公式Webサイトをご覧ください。