宮城県支援プロジェクト「みやぎ思い出写真集」
宮城県の被災地域では、街の思い出や風景が失われ、当時の情景を深く心の中に留めておこうとする声が高まっています。この状況を受けて、新たに始まったのが「みやぎ思い出写真集」プロジェクトです。この取り組みは、被災前の風景を収めた写真を一般から募集し、それを写真集として被災地の皆様に無償でお届けするものです。
プロジェクトの目的
このプロジェクトでは、合計30,000冊の特製写真集を無償で提供し、震災で影響を受けた地域の人々の心の復興を目指します。復興の過程において、被災者が「またこの場所に戻りたい」と感じられるような、かつての景色を思い出す貴重な機会を提供したいと考えています。
資金調達とサポーターの募集
このプロジェクトには、多くのサポーターの協力が必要です。募集は一口2,000円から行われており、その資金は制作費用に充てられます。また、サポーターには提供された4冊の写真集のうち3冊が被災地域に、1冊がサポーター自身に配布されます。さらには協賛者の名前が写真集に掲載される特典も用意されています。
写真の募集
この写真集には、特に被災前の風景を求めています。皆さまの思い出の場所や大切な風景を是非、ご応募ください。写真はインターネットで募集されますが、高齢の方々やネットに不慣れな方々にとっては、その利用が難しいため、広く周知していただけると助かります。
写真集の詳細
- - タイトル: みやぎの思い出写真集(仮称)
- - 体裁: A4判変形(210×190mm)
- - 頁数: 120頁(予定)
- - 発行部数: 50,000部
- 30,000部を被災地域へ
- 10,000部は協賛者へ
- 10,000部は書店や予備用
その他の取り組み
プロジェクトの一環として、被災前と後の写真を展示するパネル展も開催予定です。写真パネルを無償で貸し出すことが可能で、ご希望の方には条件がありますが、地域での意義ある展示ができることでしょう。
まとめ
この「みやぎ思い出写真集」プロジェクトは、被災者の心の復興をサポートするために多くの人々の力を借りています。皆さまの温かいご支援が、復興の希望と未来への道筋を切り拓く助けとなります。興味のある方は、ぜひ一口からの参加をご検討ください。