2025年11月18日、宮城県仙台市にある地域工務店「建築工房零」は、経営指針発表会を開催しました。このイベントには、100社を超える協力会社や建築業界のプロフェッショナルたちが参加し、未来に関する話題が共有されました。
当社は「地球と暮らそう。- Act local, Think global! - 」という社是のもと、地域に根ざした新築やリノベーションの設計・施工を行っており、地域の皆様との関係を大切にしています。本発表会では、「ゼロクラフトグループビジョン2035」をお披露目し、そのテーマは「健やか居場所の創出」に据えられ、具体的な取り組みが提案されました。
出席者には、建築工房零とグループ会社であるアオバクラフトのスタッフも含まれており、会社の理念に基づくビジョンをお披露目する場となりました。その中で、経営指針や今後の事業展開について、社長の小野幸助が語り、活発な意見交換が行われました。
発表された「ゼロクラフトグループビジョン2035」は、数年にわたる検討を経て、地域社会においてどのように役立つかを明確に示しています。「たくさんの健やか居場所をつくる」とのメッセージの普及に向け、社内スタッフが一丸となって制作した資料は、イラストや文章で構成され、視覚的に訴える内容に仕上げられました。
この「健やか居場所」とは、単に居心地の良いスペースを提供するだけでなく、地域住民が多様な経験を通じて生きる喜びを感じられるような場の創出を目指しています。新築住宅、まちづくりプロジェクト「杜くらし」、空き家のリノベーションを通じたゲストハウスや店舗運営、国産材の活用、飲食事業の展開、さらに若年層向けのアパート運営など、多岐にわたるビジョンが描かれました。
また、発表会のハイライトとして、スタッフ4名による「私の10年ビジョン」と題したプレゼンテーションが行われました。各自が自らの言葉で未来の夢を語り、このビジョンは単なる会社の方針だけでなく、全社員が共に創り上げたものだということが強調されました。
このように、建築工房零は地域と密接に連携しながら、未来に向けて自らのビジョンを具現化しています。今後も継続的に地域に寄り添い、より素晴らしい暮らしを提供する姿勢を貫いていくことでしょう。また、ゼロクラフトグループでは、採用情報として説明会やインターンシップの開催も行っており、新たな仲間を迎え入れる準備を進めています。
未来の地域貢献を考える「ゼロクラフトグループビジョン2035」、その実現に向けた歩みが今、始まったのです。