オムロン、韓国Autonics社に勝訴し特許権を守る

オムロン、特許権侵害訴訟で勝利



オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:辻永順太)は、2024年12月13日に韓国のファクトリーオートメーション機器メーカー、Autonics Corporationに対する特許権侵害訴訟で勝訴の判決を受けました。この訴訟は、温度調節器、セーフティドアスイッチ、セーフティライトカーテンに関するもので、ソウル中央地方法院で進行していました。

訴訟の内容と判決



訴訟の経緯として、オムロンは2022年9月にAutonicsに対して提訴を行いました。また、韓国特許4件、登録番号10-0835819号、10-1403279号、10-1837806号および10-2105971号が対象となっています。判決では、セーフティドアスイッチに関する特許(10-0835819号)について侵害が認められ、当社の請求が認められる形となりました。

判決内容によれば、侵害に対する差止が命じられ、残りの3件の特許に関しては、現在も審理が続いているとのことです。オムロンは今回の勝訴により、韓国の司法が公正な判断を下したと評価しています。

知的財産権の重要性



当社は、韓国をアジア市場の重要な拠点と位置づけ、先進的な技術開発に力を入れてきました。知的財産権の取得は、イノベーションを加速させるために極めて重要な資産であると認識しており、その保護に向けた取り組みを強化する方針です。今後も、知的財産権侵害に対しては果断な措置を講じていく意向を表明しています。

オムロンの企業理念



オムロンは1933年に設立されて以来、オートメーションのリーディングカンパニーとしての地位を確立し、制御機器やヘルスケア、社会システム、電子部品など多角的な事業を展開してきました。また、データソリューション事業にも力を入れ、28,000人以上の社員が130か国以上で商品・サービスを提供し、社会の向上に貢献しています。

詳細はオムロン公式サイト(www.omron.com/jp/ja/)をご確認ください。


今後もオムロンは技術力を駆使し、より良い社会の実現に向けて努力してまいります。同訴訟の勝利はその第一歩であり、さらなる未来の成功に向けた確かな布石となるでしょう。

会社情報

会社名
オムロン株式会社
住所
京都府京都市下京区塩小路通堀川東入
電話番号
075-344-7175

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