「中座くいだおれビル」が2025年に全館リニューアルオープン！道頓堀の新しいエンタメ空間へ

大阪の象徴、中座くいだおれビルが生まれ変わる

「中座くいだおれビル」は、2025年春に全面リニューアルを予定しています。この商業施設は、大阪市中央区道頓堀に位置し、当地の歴史と文化を凝縮した空間です。今回のリニューアルにより、道頓堀の新たなエンターテインメント空間として生まれ変わることが期待されています。

道頓堀の歴史と文化

この地の歴史は1661年に設立された芝居小屋「中之芝居」に遡ります。その後、道頓堀五座の一つ「中座」となり、多数の演劇や歌舞伎を上演し続けてきました。そのため、中座くいだおれビルは大阪の文化的シンボルとして知られるようになりました。2009年には、名物飲食店「くいだおれ」が閉店し、その名称が当ビルに引き継がれ、マスコットキャラクター「くいだおれ太郎」が移設されました。

リニューアルの内容

2024年6月1日より始まる改装工事により、当ビルは「食」とエンターテインメントの融合を目指します。新しい施設では、大阪名物を楽しめる飲食店舗の充実はもちろん、地域社会のエンターテインメントとしての機能も強化されます。また、道頓堀の代表的存在である「くいだおれ太郎」や地元の狸の人形「道頓堀のお狸様」も継承され、地域の文化が後世に受け継がれる工夫が講じられています。